☆神様のカルテ0 夏川草介 小学館(2015/03)☆ | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。



信州の美しい風景描写が素敵!




「0」のあとの一止とハルのその後の物語を知っているからこそ、彼らの過去のエピソードを知ることで、ほのぼのとした優しい気持ちになれます。





心に響く言葉の数々に温かい気持ちになれるシリーズです。





彼らのような


思いやりの心を持った


真摯で


まっすぐで



優しい人になりたい!







 <目次>

有明 5

彼岸過ぎまで 61

神様のカルテ 110

冬山記 173





◎1978年大阪府生まれ。信州大学医学部卒。長野県の病院にて地域医療に従事。2009年『神様のカルテ』で第十回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。同作は2010年本屋大賞第二位となり映画化もされ、150万部を超えるベストセラーとなる。






◎110P

「信州の夏の夕焼けはひときわ美しい。

暮れゆく太陽が、北アルプスの無骨な稜線にさしかかるころ、空は目もくらむほどの朱に染まる。西を染め抜いた朱の色は、茜色から橙色へと光を落とし、青、藍と移り変わって濃紺の東の空へと連続する。東を切り取る美ヶ原の稜線には、すでに夜の気配が濃い。

日常を彩る束の間の非日常は、光と色の饗宴である。」





◎160P
“ヒトは、一生のうちで一個の人生しか生きられない。しかし本は、また別の人生があることを我々に教えてくれる。たくさんの小説を読めばたくさんの人生を体験できる。そうするとたくさんの人の気持ちもわかるようになる”




◎204P

榛名は苦笑を微笑にかえて、

「生きていればときには、山に逃げ込むことだってあります。でも山が好きなら、ここを悲しい場所にしないでください。山は、帰るために登るんですから」