☆スノーホワイト 森川智喜 講談社 (2014/11)☆ | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。




襟音ママエ(私立探偵)は、「なんでも知ることができる鏡」を持っています。



これっていきなり反則ツールじゃないのって。





グランピー・イングラムは、ママエの助手で小人、七人兄弟の末っ子です。




白雪姫の登場人物をもじっていて、おとぎ話的な舞台設定。






緋山燃(私立探偵)と三途川理(私立探偵)の二人も絡んできて、


矢継ぎ早のトリックがあってこのミステリーは面白いぞ。






 <目次>

第1部 襟音ママエの事件簿

CASEⅠ ハンケチと白雪姫

CASEⅡ 糸と白雪姫

CASEⅢ 毒と白雪姫


第2部 リンゴをどうぞ

第一幕 私が殺したい少女

第二幕 完全犯罪

解説 法月綸太郎




◎1984年、香川県生まれ。京都大学大学院理学研究科修士課程修了。京都大学推理小説研究会出身。


2010年、『キャットフード―名探偵三途川理と注文の多い館の殺人』でデビュー。

’14年、『スノーホワイト―名探偵三途川理と少女の鏡は千の目を持つ』で第14回本格ミステリ大賞を受賞







58P

「-さっきの推理というのは、わからなくもありません。たしかに、私の盲点でしたからね。その先の論理の糸を追うことはできました。盲点となっている部分を怪しんだのは妥当ですし、盲点から導きだされる説を経験的に真相とみなしたのにも納得できます。けれども、正直にいわせていただくと、糸口がまったく見えません」

やっぱり、そうだろうなァ。ぼくは彼女に同情した。