☆天災から日本史を読みなおす 先人に学ぶ防災 磯田道史 中央公論新社(2014/11)☆ | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。



小さいころから歴史家になりたかった人です。


会いたいと思っている人に会えて嬉しい。


かねてからの念願でしたから!


とても気さくな人でした。




「武士の家計簿」の話もできました。


「武士の会計簿のあの磯田さん!」「英雄たちの選択の磯田さん!」と最近、こんな史料があるからと相手から連絡が来るそうです。


史料を見ることができたり、手に入るのならば、日本のどこにでも行かれるとのことです。




磯田さんは、ものすごい読書家ですね!



慶應大学のとき、本をずっと読みすぎて食事もとらず、不眠不休なため、図書館で倒れて救急車で運ばれたそうです。



単にテレビに出ているんじゃないんですね。


陰ながら努力している人なんですよ。


話をしているとわかりますよ。



生真面目な方ですね!



BSプレミアム「英雄たちの選択」(歴史番組)を見ながら、本を読みながら、磯田さんをこれからも応援していきたい






「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」




磯田さんは、史料や古文書などを調べて、それら事実に裏打ちされて意見などを述べておられるのです。


通説や推測じゃないんですよ。



この姿勢にはずっとブレがありません。


彼の好きなところは、まさにそこですね。


相手に対して説得力や安心感がありますよ。



磯田さんのあの素敵な笑顔と甲高い声とともに、高らかに語られる歴史の真実にとてもワクワクドキドキするのです。


語りあっている磯田さんを見るのが面白い。


磯田さんも楽しそうですが、見ているぼくも楽しい。



自分の好きなことを学びあってるときって、目がとてもキラキラとしていますよ。

ぼくの理想とする学びあう姿がそこにあるのです。



 <目次>


まえがき イタリアの歴史哲学者を襲った大地震

第1章 秀吉と二つの地震

第2章 宝永地震が招いた津波と富士山噴火

第3章 土砂崩れ・高潮と日本人

第4章 災害が変えた幕末史

第5章 津波から生きのびる知恵

第6章 東日本大震災の教訓

あとがき 古人の経験・叡智を生かそう


◎1970年、岡山県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(史学)。


茨城大学准教授を経て、2012年4月より静岡文化芸術大学准教授、14年4月より同教授。


著書『武士の家計簿』(新潮新書、新潮ドキュメント賞受賞)など



212-215P


「あとがき 古人の経験・叡智を生かそう」

東日本大震災後、歴史地震についての本が数多く出版された。多くは理系の研究者によって書かれ、地震や津波の実態を明らかにするもので、大変参考になる。

一方、本書は、地震や津波ではなく、人間を主人公として書かれた防災史の書物である。防災の知恵を先人に学ぶとともに、災害とつきあい、災害によって変化していく人間の歴史を読み取っていただけたら、幸いである。