☆家族シアター  辻村深月 講談社(2014/10)☆ | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。




優しさが満ちあふれていてこころ温かくなる家族の物語。



こういう物語ならまたいつか見てみたいな!




 <目次>


「妹」という祝福 34

サイリウム 3572

私のディアマンテ 73111

タイムカプセルの八年 113167

1992年の秋空 169210

孫と誕生会 211260

タマシイム・マシンの永遠 261275




◎1980年生まれ。千葉大学教育学部卒業。「冷たい校舎の時は止まる」でメフィスト賞を受賞しデビュー。「ツナグ」で吉川英治文学新人賞、「鍵のない夢を見る」で直木三十五賞を受賞。



91-92P


誠実そうな目が、鋭く輝いていた。


ああ、この人は見た目が野暮ったいけど、よく見るときれいな人だ、とそこで初めて気づいた。


えみりと同じだ。


あの子は、とてもきれいな肌や、髪や、瞳をしている。親の贔屓目だとは思わない。あの子はダイヤの原石で、磨けば光るのに、まだ自分でそれに気づいていない、危なっかしい子供なのだ。