☆まほろ駅前狂騒曲 三浦しをん 文藝春秋 (2013/10)☆ | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。



続編があるというのは、面白いという指標のひとつ。



緩急があって軽快な物語の運び方は流石。



長編なのに長いなあと感じさせないところが素敵。



コミカルとシリアスとの匙加減もよいところ。



表紙の2本の煙草は、主人公の多田と行天の仕業か!?



二人の物語がこれからも続きそうな予感あり。





☆1976年東京生まれ。「まほろ駅前多田便利軒」で第135回直木賞、「舟を編む」で本屋大賞を受賞。

他の著書に「お友だちからお願いします」など。




366P

「大事なのは正気でいるってことだ。おかしいと思ったら引きずられず、期待しすぎず、常に自分の正気を疑うってことだ」


「自分の正気を?」


「そう。正しいと感じることをする。でも、正しいと感じる自分が本当に正しいのか疑う」




158―159P

秘密は、複雑な織物にできた綻びのようなものだ。


どれだけ丹念に、うつくしい模様を織り上げたとしても、小さな綻びをひとたび突かれれば、糸は際限なくほどけていってしまう。