読んで元気になる女性たちの生き方。
江戸後期から平成までの三十五人の女性の生き方を知りました。
例えば、日本人初のオリンピックメダリストの人見絹江さん、坂本龍馬の妻の楢崎お龍さん、大奥最後の主の皇女和宮さん、詩人の与謝野晶子さん、漫画サザエさん作者の長谷川町子さんなどは聞いたことがあります。
そのほかにも、よく知らないが各時代を作ってきた女性がたくさんおられるんです。
3P「この本では35人の女性たちを紹介する。彼女たちの人生を通してみると、美人が幸福になるとは限らないことがわかる。令嬢育ちが幸せな生涯を、まっとうするわけでもない。人がうらやむ条件は、必ずしも幸せには直結しないのだ。」
「自分で本気で人生転換を試みれば、人生だって変えられるのだ」
『こもりのおばちゃま』と呼ばれた映画評論家の小森和子さんの言葉です。
彼女が言われたからこそ、この言葉の意味を納得することができますね。
308P「人は誰も人との関わりの中で、苦しんだり喜んだりしながら生きていく。だからこそ彼女たちのように、大勢の人のために尽くした道は、おそらくは、もっとも生きがいのある生涯といえるだろう。」
ぼくは、時代を彩り、力強く生きた「女のいきざま」をここで見ました。
<目次>
はじめに-美人は得か-
第1章 チャレンジした女たち
第2章 愛に生きた女たち
第3章 運命を受け入れた女たち
第4章 家族を支えた女たち
第5章 人のために生きた女たち
第6章 日本ゆかりの女たち
むすびに-十年寝太郎のすすめ-
主な参考資料
☆昭和29年生まれ、静岡県出身。東京女子大学史学科卒業後、婦人画報社入社。7年間の在米生活やライターなどを経て、平成15年『桑港にて』で歴史文学賞、平成21年『群青日本海軍の礎を築いた男』で新田次郎文学賞を受賞。歴史小説、エッセイなど著書多数
