☆月蝕楽園 朱川湊人 双葉社 (2014/07)☆ | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。





「あなたがこれまで読んだことのないような世界をお届けします。」


という帯に書いてあるとおり!


こういう世界がまじにあるのかと。






例えば、「怖いもの見たさで、少し場所を離れて、上空から眺めているような感じ」





これが究極の愛か?


それが至上の恋愛なの?と思わず唸りたくなる。






それぞれの短篇集につながっている愛や恋の連鎖がすごくいい!






この本に嵌ってしまうと、普通の恋愛ができなくなるような予感がする。







「この恋は、もうあとに引けない」




 <目次>

みつばち心中 58

嚙む金魚 59106

夢見た蜥蜴 107156

眠れない猿 157219

孔雀墜落 221267



◎1963年大阪府生まれ。慶応義塾大学卒。出版社勤務を経て、2002年「フクロウ男」で第四一回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。03年「白い部屋で月の歌を」で第一〇回日本ホラー小説大賞短編賞、05年『花まんま』で第一三三回直木三十五賞を受賞





29P

「やはり千佳の指を見てしまったら、とても止めれるものではなかった。見えすいた誘いに乗って、こんなにも簡単に理性を飛ばしてしまう。

仕方がない。私はそういう女なのだ。

同性の指に欲望を感じる、業の深い人間なのだ。」






45P

「思えば彼女は甘い蜜を堪えた花で、私はそれを求めるみつばちだった。理屈ではなく、私は魂で彼女に惹かれていた。」