時代が激しく進化していく中、軽やかでスピーディーで円滑に人間関係を進めていくためには、『会話力』が必要なんです!
明治大学教授の齋藤学さん(「声に出して読みたい日本語」で260万部)と、
昭和女子大学学長の坂東真理子さん(「女性の品格」320万部)の両ベストセラー作家が会話の極意を伝授してくれています。
190P 坂東眞理子さん
「会話は相手にわかってもらえるように努力して話し、相手をより理解するように努力して聞くものだと思います。
より広く、より深い会話は、人生を豊かなものにしてくれます。」
<目次>
はじめに
第1章 話す力・聞く力を育てる(会話の当事者意識を持つ、流れるプールのつくり方、会話の原動力は知的好奇心 ほか)
第2章 話す力・聞く力を伸ばす(身体的な言語を使って、相手との距離を縮める、飲み会でお互いの理解を深め、人間関係をつくる、「おばちゃん千本ノック」で雑談力を身につける ほか)
第3章 話す力・聞く力を鍛える(読書で増やした語彙を、アウトプットでものにする、消極的知識を積極的知識に移動させる、「つかみ」の役割と必要性 ほか)
おわりに
◎齋藤孝さん
明治大学文学部教授。1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士課程を経て、現職。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。著書の『宮沢賢治という身体』で宮沢賢治賞奨励賞、『身体感覚を取り戻す』で新潮学芸賞を受賞。新聞、雑誌への執筆や、テレビ番組のコメンテーターとして幅広く活躍している。
◎坂東眞理子さん
昭和女子大学学長。1946年富山県生まれ。東京大学卒業。69年、総理府入省。内閣広報室参事官、男女共同参画室長、埼玉県副知事などを経て、98年、女性初の総領事(オーストラリア・ブリスベン)。2001年、内閣府初代男女共同参画局長。04年、昭和女子大学教授となり、同大学副学長を経て、07年、同大学学長。また、04年より同大学女性文化研究所の所長も務めている
26P
坂東「だから、会話のいちばんの基礎というか原動力は、知的好奇心だと思うんです。
『どうして』と思って聞いてみたり、新しい発見があって面白いなと思えたり。
会話が苦手だという若い人たちには、人との会話を通じて知らないことを知る喜びに気がついて欲しいと思います。」
58P
齋藤「会話は、やっぱり笑顔アンド声を出して笑えるかどうかがポイントだと思うんですね。
タイミングよく笑えるというのは、社会性の最たるものだと思います。」
63P
齋藤「うなずいて、あいづちを打って、軽くメモして、笑って、質問したら、もう完璧ですね。
それができれば、大概、大丈夫です。
感情のほうの「機微だんご」を意識するということが重要だと思います。
要するに相手の微妙な感情の揺れや動きをタイミングよくとらえながら、上手に微笑むとか、上手に質問を繰り出すことですから。」
