☆プリズム 百田尚樹 幻冬舎 (2011/10)☆  | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

百田尚樹さんは、いまをときめく素晴らしい作家。



はじめから読んでいると最後まで読み切りたい願望に満ちあふれてくる内容です。



たった数ページのなかにも人を惹きつけるドラマがあります。



「解離性同一性障害」-いわゆる「多重人格者」のことを理解したうえで、物語の筋書きを上手に展開しています。



「幸福な生活 祥伝社 (2013/06)」

最後の1行がこんなに衝撃的な小説はほかにない作品。



「モンスター 幻冬舎 (2010/03)」

主人公の美帆と自分が今住んでいる世界とは全く違う!

そんな彼女の生き方を垣間見ながら、彼女の神経の図太さ、すごみさ、狂おしいまでの情念さを感じた作品。



「永遠の0(ゼロ) 太田出版 (2006/08)」

「人は何のために生きるのか?」「誰のため生きるのか?」を問いながら書いた作品。



この作品も気に入りましたよ!



◎1956年大阪府生まれ。

放送作家として「探偵!ナイトスクープ」などのテレビ番組で活躍後、2006年に『永遠の0(ゼロ)』で作家デビュー。

13年には『海賊とよばれた男』で第一〇回本屋大賞を受賞。

ほかの著書に「風の中のマリア」「ボックス!」など





155-156P「プリズムってご存知ですね」



「はい」



「ふだん私たちが見ている光は色なんて見えてないんだけど、プリズムを通すと、屈折率の違いから、虹のように様々な色に分かれます。



人間の性格も、光のようなものかもしれないと思う時があります」



すごくわかりやすい喩えだった。



お酒を飲んだりした時は、混ざっている性格が分離するのかもしれない。



多重人格の人たちは、「虐待」という強引な方法で分離させられたのか―。