日本人の遺伝子をオンにしましょう!
「どのような境遇に置かれても、常に感謝の気持ちを持つようにすると、遺伝子のスイッチはONになりやすいんですよ。」
博多の歴女・白駒妃登美さんの著書「感動する!日本史 日本人は逆境をどう生きたか 中経出版(2013/03)」の中にも同じように書かれてあったのを思い出しました。
この思いがほかの方ともつながっているのがわかってうれしい。
60P「子どもたちも、一直線に正解へたどり着こうとしなくてもよいのです。
一見、ムダだと思うようなことをしてもいい。少し立ち止まって考えてもいい。
なかなか成果があがらなくても、自分なりに工夫したり、さまざまな方法を試してみたりする経験こそが、子どもたちの心や思考に深みや厚み、奥行きや豊かさを与えてくれるのです。」
ぼくは、この文章を読んでなるほどと唸ってしまいました。
今まで目標に対して一直線で行けたほうが少なくて回り道したことが多かったように思います。
このほうが自分のためになるという考えにまったく同感です。
72P「なぜ、科学者は研究に打ち込むのでしょうか。
それは、一生懸命にコツコツとやっていれば、一生に何度か「今まで誰も知らなかったことを、私たちが世界で最初に見つけた」という瞬間に出合えるからです。
その時の喜びというのが、あまりにも強烈かつ感動的で、たとえようがありません。
もともと、人間にとって「知らないことを知る」のは楽しいことですが、科学者はケタ外れの大きな喜びを目指して、コツコツと地道な努力を重ねていくのです。それこそ、「科学者魂」です。
ぜひ科学者の方々に聞いてみたいのです!
このとおりなのですか?
毎日地道な努力を重ねていく科学者魂に敬服します。
知らないことを知るって楽しいですね。
ぼくはこの気持ちを持ち続けていきたい!
知らないことを知るために、これからもずっと学んでいきたい!
157P「自分の利益を望むのと同じくらい、あるいはそれ以上に他人のために働く生き方。
それは、現代社会の効率主義から見れば、鈍く愚かに見えるかもしれません。
しかし実は、それこそが遺伝子本来の意思に沿った生き方なのです。
常に「おかげさま」「ありがたい」と周囲に感謝する心を忘れず、「おたがいさま」と周りの人のために尽くす利他の生き方。
それが、結果的に自分の幸せをも確かなものにする、真の賢者の生き方だと思うのです。」
「利己ではなく、利他の生き方」
村上和雄さんは、ある意味、自分の生き方を悟っておられる方だとよくわかります。
140P「ありがとう、いただきます、おかげさまなどの、ひらがなの言葉には「感謝」と「利他」の深い心が隠されている。」
<目次>
まえがき 「遺伝子にはスイッチがある」
第1章 遺伝子がスイッチ・オンになるとき―人生を変えるスイッチ(エンジェル・スマイル、知識や社会のルールは既製品 ほか)
第2章 子どもには無限の可能性がある―マイナスの環境でこそ目覚める力(ムダの中にこそ意味がある、落ちこぼれなど、ひとりもいない ほか)
第3章 笑いと陽気な心でイキイキ生きる―「笑い」が人生を変える(「笑い」は最良のクスリ、毎日をイキイキと生きるために ほか)
第4章 ゆずり合い、助け合う利他の心―協力し合う遺伝子(ひらがなの言葉は利他の心、働くことはみんなを幸せにする ほか)
第5章 大自然の偉大な力、サムシング・グレート―「祈り」が人にもたらす力(大自然に生かされている、昼の星にも価値がある ほか)
あとがき 「さあ、日本人の出番だ」
◎筑波大学名誉教授。1936年奈良県生まれ。京都大学大学院農学研究科博士課程修了。米国オレゴン医科大学研究員、米国バンダービルト大学助教授を経て、筑波大学応用生物化学系教授となり、遺伝子の研究に取り組む。1983年昇圧酵素「レニン」の遺伝子解読に成功、世界の注目を集める。
1996年日本学士院賞受賞。2008年全日本家庭教育研究会第5代総裁に就任。2011年瑞宝中綬章受章。現在、国際科学振興財団バイオ研究所所長。著書に「生命の暗号」など。
