☆愛ふたたび 渡辺淳一 幻冬舎 (2013/06)☆ | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

「愛を掘り下げ、性を突き詰めた。



引かれ合い、落ちていく「男と女」にこだわり続けた渡辺淳一さん。



理屈では割り切れない人間の内面を探りたいという、


終わりのないテーマを追い求めた作家人生だった。(加藤義久さん 共同通信記者)]


※平成26年5月6日(火)北日本新聞朝刊25面より抜粋







応援していた作家がまたひとり旅立たれました。





彼の本は、いままで十冊以上は読んでいるものと思います。







性描写が単に刺激的であったからだけではありません。





人間の本質が色濃く表れる情景に惹かれて、自分がそこに重ねあわせることができたから。





渡辺淳一さんのご冥福を心からお祈りいたします。






 <目次>


第1章 おとずれ

第2章 愛のさなかに

第3章 定まりぬ

第4章 ときめき

第5章 さまざまな男女

第6章 神秘の森を学ぶ

第7章 性のかたち

第8章 新しき恋

第9章 夫人への告白

第10章愛しきゆえに

第11章同期の仲間

第12章京への旅

第13章人間らしく

第14章回春科

第15章愛 ふたたび



◎1933年北海道生まれ。医学博士。58年札幌医科大学医学部卒業後、母校の整形外科医として医療にたずさわるかたわら小説を執筆。


作品は初期の医学を題材としたものから、歴史、伝記的小説、男と女の本質に迫る恋愛小説と多彩で、医学的な人間認識をもとに、華麗な現代ロマンを描く作家として、常に文壇の第一線で活躍している。


70年『光と影』で直木賞受賞、80年に『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で吉川英治文学賞受賞、2003年には菊池寛賞受賞。


平成26年4月30日午後11時42分東京都内の自宅でお亡くなりになられる。






「『女性は、男性と違って、セックスだけを求めているわけではないのです。


それ以外の、愛の言葉や接吻もなければ、男を受け入れる気になれないのです』



女性はそれより優しく抱き締められ、沢山の愛の言葉を受けて接吻する。


そうした、どちらかというとソフトな面を好んでいる。


セックスは、その結果として生じる一つの行為にすぎない。



『互いに触れ合って、男と女で、求めているものは違うのだよ』」