トップビジネスマンリーダーのあの佐々木常夫(東レ経営研究所特別顧問)さんも推奨されていた本です。
◎「君に読んでほしい本」キングスレイ・ウォードの「ビジネスマンの父より息子への30通の手紙」
ビジネスマンとしての働き盛りを2度にわたる心臓の大手術を受け、死に直面した彼は、生きているうちに自分のさまざまな経験から学んだ人生の知恵やビジネスのノウハウを息子に伝えたいと切実に願うようになりました。
そこには礼儀正しくふるまうこと、身だしなみを大切にすること、人に会う前はきちんと準備しておくこと、お金は大切に使うこと、部下、友人、顧客とは丁寧に付き合うことといった細かなことから、経営者としてとるべき手法、事業運営上の留意点といった大きな問題に至るまで、あふれるばかりの愛情に満ちたアドバイスが書かれていました。
父親としての愛情とビジネスマンとしての熱意を込めて息子に30通の手紙を書いたのです。
「ひとりの父親は百人の教師に勝る」です。
※「そうか、君は課長になったのか 佐々木常夫 WAVE出版 (2010/03)」より抜粋
16P「夢を見るがいい―試すがいい―失敗するがいい―成功するがいい。」
佐々木さんの本を読んでから、ずっとまた読み返したいと常々考えていました。
その機会が訪れました。
数十年ぶりにこれを読み返して思ったこと。
「いつになってもいつ読んでもよい本だ。
そのすばらしい理念や筋の通った普遍性はまったく変わらない!」
こんな素敵な人(先輩)が近くにてサポートやアドバイスをくれたらいいなあ、
父親とはこれほどあたたかくて、有難い存在なのかと感銘を受けながら、当時これを読んでいたことがこの前のように思い出されてなりませんでした。
ビジネスマンが必ず通る道の案内役ともなるべき素晴らしい本。
「ビジネスマンの常識― ビジネスマンとしての処世の原理原則」を教えてくれる本。
そして、座右の書となる、きっと人生の道しるべになる一冊です。
<目次>
実社会に出発する君へ
あえて挑戦を(第一通)―名門私立大学に合格したが気おくれし、やっていけるだろうかと迷っている君へ。
教育の設計(第二通)―いつ、何を、どう勉強すれば、充実するのか、将来に備えて。
成功について(第三通)―父親にかなわない?いずれ父親を振り回すようになるのに。
惰性的な生き方には(第四通)―「ミソサザイの翼で鷲のように飛ぶ」ことはできない。下降する成績に歯止めを。
実社会での最初の日々(第五通)―いよいよ実業界に足を踏み入れたが、一抹の碑安を感じないではいられない君に。
誠実さの代価(第六通)―ビジネスで最も重要なルールは君が真実を語らなかったと、決して人に言われないことだ。
「企業家」とは何か?(第七通)―冒険心と自信。危険への備えはどうするのか。
経験の重みに代えて(第八通)―新たに販売部長に就任した君。経験が基本条件の部署だが、しかし君にはそれがない。
部下との衝突(第九通)―衝突で何を得、何を失ったか。回避の道はなかったか。
共同事業への誘惑(第十通)― 一攫千金のうまい話にさめた目、さめた手段を。ほか
◎1932年カナダ生まれ。実業家。著書に「ビジネスマンの父より息子への30通の手紙」「ビジネスマン、生涯の過し方」などがある。
◎36P「仕事や勉強の習慣はなかなかつきにくい。学びたいという自然の欲求が必要である。集中力を養うことも必要である。
しかし何よりも、勤勉さが必要である。これらの好ましい、生産的な態度を身につけることは、90%の人間にとって容易なはずだが、実際に身につける人は少ない。」
◎125P「学校を卒業したとたんに学ばなくなる人もいるが、何かをしたい人、あるいはこの世で与えられた時間を有効に使いたいと思う人は、死ぬまで学び続ける。」
◎161P「他人の過ちから学べ。自分ですべての過ちを経験する時間はない。」
◎163P「他人の旅路や業績、問題解決のための頭の使い方を思い浮かべて見ることほど、実際の経験に近いものはない。本はそれを可能にする。
本は私たちの心を開いて、私たちの存在理由を考えさせ、最善を尽くすように励まし、努力を怠ることは、私たちそれぞれにこの地上で与えられた時間を浪費するのに等しいことを悟らせる。」
◎188P「人生の価値は時間の長さではなく、その使い方で決まる。長生きをしても、空しい人もいる。
人生に喜び(幸福)を見出すかどうかは、その身の上話ではなく、心の持ち方で決まる。」(モンテーニュ)
