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Osaka

先日大阪に行ってきた。テーマパークで遊び、街をブラブラした。建築をし始めてから何か素直にああいうものを楽しむことができなくなった。何故かというと全て演出じゃんというのが本音としてあるから。まさにコニーアイランド現象・・・。でも食は満足だ。お好み焼きとビールで一杯やって、オムライス食べて串かつと昼酒、たこ焼きなどなどで大阪は上品さは無いが食べやすいものが旨かった。んで腹がパンパン。わいがやな雰囲気がまた良かった。唯遊んだのではもったいないので少し考えたことをかこうと思う。

テーマパークにはアトラクションと飲食施設というふたつの基本構造(この基本構造は現代では必須になってはいないだろうか?つまり現代性を表象している)をもっている。もしあれが建築としたならば何故人々はあの建築に訪れるのか考えたいと思う。娯楽施設でも規模がでかくなるとアトラクションの規模もでかくなるのは明らかである。そして演出の度合いも規模とともに増える。またTVによる宣伝で情報を流す。そういうことの集積から人々は一つの空想の世界をつくりだす。そして一度いってみようという欲求が生じ人々は建築を訪れることになるのではなかろうか?また純粋にテーマパークが好きだからというのもあるであろう。自分の経験からだとパラレルワールドに自分が置かれていると感じつつも不思議とその世界に没頭してしまう。ひょっとしたら非現実的というのが重要なのかもしれない。日本人が外国に行き観光する現象も似たものだと思う。人々は非現実的世界に、虚構にいたいという欲求があの建築を訪れる理由なのではなかろうか?

ところで西沢立衛が十和田市現代美術館について「街を感じながらアートと出会う・・・」と書いてあったがアートのテーマパークでしかないのではないかと、また内で区切られていながら本当に街を感じることなどできるのかと疑ったがプランを見ると正方形のヴォリュームが離散型に配置され曲線系のヴォリュームが縫うように配置されている。こういうプランは実際どうなるのか早く見てみたい。