本来の日本はギルド制度が有りました。
これは徒弟制度と呼ばれますが、
実際はギルド長を家長とする家族でした。
(大家と言えば親も同じ)
だから昔は国家と呼んでいたのです。
ギルドは幼少期から職人としての基礎を教え
毎日サラリー(給金)をあてがいます。
大人になるまでギルドが生活の面倒を見たり、
家族として成長を支えてきました。
毎月まとまった額の給金を与えたりするのは、
大人に成った証
自由と責任を給金をギルドから受け取ります。
弟子は先輩から見て学び、先輩も
後輩に教えて深く理解する。
その中で、実力者は尊敬され敬われる。
ギルドは大きな家族です。
職人の未熟や失敗をギルドは家族として養い
サポートして
一人前に成るまで育てて行きます。
ギルドに収めるお金は、衣食住を賄う、お金で、
失敗を補う、仕事仲間を斡旋する支えであり、
学びの場であり、憩いの場でも有るのです。
心の支えでも有り、
ギルドは阿吽で補えない部分を守っていました。