貨幣経済に守られる人たち | 杉山 召のブログ

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超能力と宇宙人のことを書いています。

貨幣経済が弱者を救う。買い物をする権利を当たり前に思っているのはヌルい。
人は神ではない。平等など有り得ない。
力有る者が権利を守るから、弱者は守られて生きられる。

デフォルトとは支配者の庇護を失うことです。
通貨で買い物が出来るのは、権力者が買う権利を保護しているからです。
弱者は生きるために持っているものを奪われる。
政府の財政が破綻して貨幣経済が崩壊することをデフォルトと言います。

貨幣経済が崩壊すれば、国は通貨を発行できず、お金に価値が無くなります。
インフレでは有りません。紙幣はゴミに成ります。両替は出来なくなります。
デフォルトした国は、国の再建のために旧通貨を違法に両替しているのです。

富める者はますます富み、貧者は持っているものさえ奪われる。
お金は、気が弱くて権利を強く訴えられない者にも買い物を可能にする。
貨幣がなければ不公平な取引が横行します。
暴力でゴミと価値あるものを交換させられ、全てを失って死んで行きます。
たとえゴミでも、権力者が「価値が有る」と言えば価値が有るのです。
もちろん違法です。
しかし法によって暴力を抑えていた権力が無くなるのがデフォルトなのです。

貨幣制度が無ければ、
お人好しは無償奉仕の末に飢えて死に、
美しい者は体を要求されて惨めになり、
交渉の不得手の者は食べ物を得られない。
お金が悪いと思うのは間違いです。

間違っているのは、悪を野放しにする人間の卑しさです。

ホピ族の神話に、蟻人間の話が有ります。
蟻人間とは、悪を野放しに平和を享受する私たち普通の人間のことです。
簡単に言えば社畜のことです。

蟻人間はまじめに働いていたと神に文句を言います。
「まじめに働いた。それなのに何故救われないか?」と神に詰め寄るのです。
神は地上の富など関心が有りません。神は人間に問います。
「何故に悪を野放図に民を苦しませたのか?」と、人間に問うのです。
蟻人間は神に、「我らの力が足りなかったからです。悪を正す力を!」と言う。
神は、「昨日まで善だった者が、明日から悪になった場合は?」と問い返す。
世界が終わる時には、全ての記録の閲覧が可能です。
蟻人間は、その可能性と実例を知りました。そして神に答えを求めました。
神に代わってエノクはこう言います。
「ナーガ族は身勝手で自分のしたい事をする。ずる賢く不道徳な生き物です。」
「しかし滅びはしなかった。ナーガ族から学びなさい。」
人が不毛に争わず、お互いを尊重しあって生きる術がナーガの文化に有ります。
ソクヤム(岩の神の救い)とは、エノクの残した仏法です。
「ム」とは、古代ヘブライ語で救い。
ソクとは、シリウスの言葉でソツクナング・・・つまりエノクの事です。
人偏に「ム」で「仏」です。仏とは人が救われると言う意味です。
レビ族(シリウス人)はナーガ族の守ってきた法を受け入れて救われてください。

蟻人間を導くのは、レビ族の仕事です。
蟻人間を死地に導いてはならない。蟻人間を救うことがレビ族も救う。
運命を変えられるのは、今を生きる生き物の力です。未来は変えられる。
箱の底に残った希望をよく見てください。