ナーガ族は、知識や技術を伝える時に、言葉や文字を使って伝えません。
例えば、惑星テラの建築様式を地球に伝える為にナーガ族は寺を建てました。
神を奉ずるのは神社です。テラとは生活様式を伝える建物です。
本来の寺とは惑星テラのナーガ族の文化や風習を地球に伝える為に有るのです。
ナーガ族は木製の仏像を造り、その像にメトセラを行なって霊力を養いました。
もともとクリスタル・スカルとは、エノクが使った病気を治す手引書です。
あれには、
医療技術の向上と、霊力の鍛錬と、患者の治し方の三種類の意味が有ります。
つまり、
学習の指導書と患者の治し方(知識)、
霊力の鍛錬方法と実践教材、
患者の治し方(実技)の手引書を兼ねているのです。
本当は後一つ有るのですが、悪用されると嫌なので伏せておきます。
お手本と成るモノを残して置けば、口下手でも文字の書けない人でも、
正しく技術を後世の者に伝えることが出来るのです。