農業や漁業が輸出品の国は、通貨が安い(インフレの)方が好ましい。
なぜなら物価が安く食糧生産国故の利点を生かして豊かに暮らせるからです。
海外の工業国に、労働力を売っても利益が出ます。
工業国の日本がデフレに成るのは避けられないんです。
特に日本は信用が高いので通貨は高値(デフレ)です。
それに、人口密度が高いので、食料生産国には向いてません。
だからデフレの方が良いんです。
日本の輸出問題は他国のインフレ国なんです。
IMFは「高い賃金こそ豊かさの証」と賃金を上げて失業者を増やした。
それが輸出の落ち込みの原因に成ったのです。
インフレ国なのに、人件費が高くて利益が出ないから起業できない。
起業が出来ないから雇用が生まれない。
(雇用)仕事が無いから、物価が安いのに食べてゆけないし蓄えも出来ない。
蓄えが出来ないから、豊かに成れないし消費にも繋がらない。
故に(日本の)輸出が増えない。
日本もインフレで雇用が充実していた時、兎に角、働けば豊かに成る。
そうやってカラーテレビや自動車を買ったでしょ?
「稼ぎに追いつく貧乏無し!」って好景気に加速していた時代です。
海外もそうやって稼いで豊かに成り、消費の波が起きて
民が豊かに成り、国が栄えてゆく筈でした。
しかし、IMFの薦める消費税と賃金値上げで、失業の波が起きてしまい。
民は貧しくなり国は借金を抱えて破綻する。
豊かに成る流れとは、逆の流れのスパイラルを生み出したのです。
農業、漁業が中心の食糧生産国ならインフレ(通貨安)で豊かに成る。
しかし、
工業国だと高い通貨の利点を生かして、海外から安いエネルギー買って、
単価の高い輸出品を作り利益を上げて経済を成長させてゆくのです。
デフレで内需拡大など、篭城して倉庫に火を放つ様なものです。
デフレ&インフレのメリット&デメリットは人口密度で凡そ決まります。
日本国内でも人口密度で地方と分けて経済格差を生めば豊かに成ります。
もう一度、日本の経済の有り方を考え直してください。