デフレのまま豊かに成るのが正しい | 杉山 召のブログ

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超能力と宇宙人のことを書いています。

日本政府は、
デフレを脱却する為に円安にする。とか、物価を上げるとか言っている。
どちらも間違い。

経済は水物だ。
目先の数字だけ合わせても、水の循環が悪いくなり、滞り停滞する。
日本はデフレでも利益を上げて来た。

問題は、「如何に安く作るか?」これである。
ヨーロッパの失業率が高過ぎる。
日本は、無思慮にお金を出しているが、それでは何も解決しない。

ヨーロッパの物価を下げるべく援助すべきなのです。
もし物価が下がれば、それは結果的に給与が上がったのと同じになる。
そして、給与を下げて企業の利益を確保して雇用を増やす。

ヨーロッパの下がった給与で、日本が安く品物を作って大きく儲ける。
買い手は、これから豊かに成るヨーロッパの人たち。
安定した雇用が人々の暮らしを潤わせれば、消費は自ずと上向くのです。

消費の波は、「北風と太陽」です。
買わせようと北風を強くしても、益々財布の紐を硬く閉じてしまう。
逆にいつも雇用で満ちていて、気持ちゆるゆるだと、つい買っちゃうのです。
働き口さえ豊富なら、たいていの人はケチケチしないものです。

お金が無くなったら、「また働けば良いや~」って空気が大事なのです。
世の中が雇用で満ち、幸福で楽しい事がいっぱいだと自殺者も減る。
豊かなら子供も増え、子供の一人一人が働き手として家族を支える。

豊かさは優しさを生み出す。
理想の家族が生まれ、理想の町を作り、理想の町が理想の国家に成る。
民がしあわせなら、国も富み栄える。

一人一人のしあわせが、国全体に、国全体のしあわせが世界に広がる。
IMFは、お金が満ちれば「しあわせに成れる」と考える。
しかし、人は不安のままでは、「しあわせに成れない」生き物なんだ。

しあわせを実感するには、適度な仕事(労働と報酬)と必要なんだ。
苦労も痛みも人生のスパイス。
多過ぎてもダメだし、少な過ぎても「しあわせ」を実感する事が出来ない。
ほどほどが大事なのだと思います。