ウルトラマン・サーガ | 杉山 召のブログ

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超能力と宇宙人のことを書いています。

先日、彼女とウルトラマン・サーガを見た。

一緒に楽しみたかったのも有るが、彼女に学んで欲しかったからである。
彼女曰く「AKBを虐めに来る陰気な宇宙人」
いやw 確かにそうだけど、そういう解釈したらダメな様な気がするよ ^^;

僕は「AKBって事を忘れて観てね。」って伝えて、話し始めた。
チームUは、選ばれたから、あそこに居るんじゃない。
・・・自分たちも挫けそうなのに
そこに居て欲しいと願う子供たちに応えて、あそこに足を踏ん張って立っている。
怖いけれど、
逃げ出したいけれど、何の役にも立たなくても、踏み止まったチームU。
顔も見せられないほど怖くって、涙でぐちゃぐちゃで情けなくても、
一緒に死ぬ最後の瞬間まで、子供たちの前に「守る」と云う希望を見せ続ける。
守ってあげられないけれど、
守ってあげるフリなら出来る。
それで子供たちが安心できるなら、チームUは逃げ出さない!希望でいる。

一度、逃げた。
これを子供の目線で考えてみれば、守ってくれると信じていた大人が逃げた。
怯える自分を置き去りに居なくなってしまったと言うことだ。
PTSDって言うのか?
劇の中では、それが原因で子供は声を出すことが出来なくなっている。
だから、もう逃げない。

「傍に居て!」子供たちの願いに応えるチームUも、ウルトラマンなんだ。
僕はそう伝えた。
常日頃から言っているんだけれど、能力が有るからウルトラマンなんじゃない。
誰かの信頼を背負った時に、人は誰もウルトラマンに成るんだ。

大切なのは心の光。この物語は、ウルトラマン・サーガだったと思う。