おかえりと | [simju]の詩集

[simju]の詩集

紡ぐ言の葉の箱


2006年12月03日06:47
来てほしくないものたちにも
言うべきことなのか

来たものはしかたない

怯えを受動する

ここまでこれたのか


ぼやけた風景は どうして目の前の

つかむ手もすり抜けさせてしまうのだろう

何日 人形でいよう

いつまで 欲情を破棄しよう

いまは

いまは

この借り物に近いカラダを制御するのが

生活という

あたりまえの術

借り物でも 呼吸しないと 摂取しないと

ただの殻
ただの箱
ただの塊

ただの 毛布かけられた路上の屍