無音と清音 | [simju]の詩集

[simju]の詩集

紡ぐ言の葉の箱

2006年12月04日13:52
TVがつまんなくて

ザッピングlife

それさえも飽いて

ただヒーターの音だけ

空間にあるモノというモノにきざまれたコトバも
意味ある記号に思えずに

ただの文様

ただの色の重なり


均等に配置された奏でる君達も
色のついた棒きれ

すらりと伸びた銀の棒きれ

見上げた蛍光灯の間に本来もつべき

地と平行をなす集音の棒きれ

手がとどきゃしない


地面と体がひっついて

こころと地面がひっついて

自分とへやがひっついて

しずかに

しずかに
息をするだけ

傍らに取れる端末も

いまはただ
しずかに

息をするだけ