壊れる前に壊そう | [simju]の詩集

[simju]の詩集

紡ぐ言の葉の箱

壊れる前に壊そう
初出2005年11月03日19:36
 破片がヒトにふりそそぐなら
そのまえにハマーでたたき壊そう 内へ向けて

 瓦礫 瓦礫 瓦礫 瓦礫 瓦礫 産廃

燃えない 燃えない 燃えない 燃えない 燃えない 産廃

 破壊しつくしても 瓦礫 瓦礫 瓦礫

力尽きて ああ そこにある鉄筋の矢に 突き刺さろう

雨 雨 雨 雨 雨 さびる我とともに


瓦礫は風化しない 土にもかえれない

燃えさかる火が世界に落ちてきて骨はアスになって
やっとアスファルトはくずれ鉄筋は溶けて

地に混じる

いつか資源として採取されるときわがアスは不純物として
取り除かれ

土にも帰らないこの箱も壊そう いらない いらない

またヒトを殺すだけの箱だ

愚かなモノだ アスがそういう まかれずに粉のままなのに
アスはそういう

繰り返す世界にアスは逃げるように風とともに

アスボーン我が人生
我が名前
我がすべて
我がおわるときは

灰でいたい
世界は再生していたとしても

わたしの最後は灰でいたい