江戸時代の連歌師
松永貞徳が 作庭したという
雪月花の三庭園
妙満寺の 雪の庭
清水寺 成就院の 月の庭
北野天満宮の 花の庭
2022年に 再興された
梅苑「花の庭」を 中心に
境内で 50種1500本の梅の木が
咲き誇る季節を 迎えている
◆ 北野天満宮
(参拝自由 花の庭入苑1200円)
京都駅から 路線バスで
35分ほどで 到着
大鳥居から 入って
松並木の参道を 歩き
楼門を くぐると 美しい
花手水が 迎えてくれます
宝物殿前の紅梅も 満開
ここには 名刀 鬼切丸も 収蔵
(入館 1000円)
境内には そこここに
梅花が 咲いており
普通に お参りするだけでも
十分に 楽しめますし…
実は 参道を 歩いていると
左手の 柵の向こうに
有料エリアの 梅苑の一角を
垣間見ることも できます
三光門を くぐり
まずは 御本殿へ お参りを
本殿前にある 満開の飛梅は
菅原道真公の自邸 紅梅殿の
原種を受け継ぐ
境内で最古の 梅木とのこと
何度か 訪れている 境内ですが
飛梅が 咲いているのを
初めて 見たかも(笑)
せっかくなので…
有料エリアへ 入苑すると
これぞ 花の庭!という
絵のような景色が 広がります
うっとりしながら
苑路を ゆっくり 歩いて…
どこからか ふと 流れてくる
香りも 楽しみました
2月25日には 恒例の
梅花祭 野点大茶湯も
5年ぶりの 通常開催で 行われ
季節は 一歩ずつ 着実に
春に 向かっていますね
バリアフリーの
展望台に あがると…
梅花の海を上から見渡す
気持ちの良い この絶景!
入苑券には 梅茶と
菅公梅という お菓子付き
茶屋には 限定の黒梅餅や
七軒だんごも 別売されていて
梅花を 眺めながら のんびり
お茶も いただけました
梅苑の奥 境内の西側に
遺っているのは
豊臣秀吉公が 京の町を
外敵や水害から守るために
洛中の四囲 23kmに渡って
築いたという 土塁の一部
その 史跡 御土居(おどい)の上にある
展望所から 谷を 見下ろすと
小さな梅林も 開花していました
今は 淋しげな
紙屋川沿いの 遊歩道も
秋には もみじ苑として
有料エリアとなり
紅葉の名所のひとつとして
沢山の人が 訪れます
………
この日の ランチは 大鳥居前の
◆ とようけ茶屋
雰囲気のある 京豆腐店の
豆腐料理が いただけます
あんかけで 身体温まる
生ゆば丼
軽くあぶった 香ばしい
生麩田楽
トロリと濃厚な 豆乳ヨーグルトと
黒蜜を かけていただく
ヘルシーな シナモン豆腐も
食後に 友人と シェアして
いただきました
1階の店先では 京豆腐や ひろうす
生麩なども 購入できますので
お土産を買って
帰りのバスに 乗りました
途中 しぐれたり 晴れたり
忙しい お天気の日でしたが
半年ぶりに会った 友人と
おしゃべりしながら 良く歩き
梅花に 癒された 1日…
春を待つ この季節の
凛とした空気も
また 良いものですね
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