京都で 一番早く
桜色の風景が 見られるのが…
◆ 淀緑地公園
(散策自由)
淀水路沿いの 1.5km程に 渡り
植えられた 約300本の河津桜が
今週 見頃を 迎えています
巨椋池(おぐらいけ)の
排水用に 造られた こちらの水路
かつては 川幅も 20mほどあり
悪水路と 呼ばれていましたが
昭和初期の 巨椋池の干拓から
時代を経るにつれ
周辺住宅地と共に 徐々に
整備されていったそうです
そこへ 京都市の 許可を得て
近隣の方が 伊豆から 購入した
2本の 河津正月桜の 苗木を
植えた事を きっかけに
2006年には
淀さくらを育てる会が 発足
毎年 少しずつ 本数を 増やし
今では 観光客にも 人気の
河津桜の名所として 定着しました
まずは 緑地西詰の橋から
鑑賞してみると…
水路に 映り込む ピンクも 美しく
花びらが 水面に 散る頃にも
また 美しい風景が 楽しめる
フォトスポットです
水辺に 降りることは
できませんので…
右岸土手の 緑道をたどって
上流へと 散策スタート
目の高さの 美しい枝々を
鑑賞しながら 歩いていきます
木々が 密集しているので
うっとりするような 桜の苑
皆さん 可愛らしい ペットや
お子さんを モデルにして
桜の木の下で 思い思いに
写真撮影を されているのが
とても 微笑ましく
平和な 光景でした♡
天神橋から 振り返ると
桜並木と京阪電車のコラボも
見られる フォトスポット
橋のたもとの 木津釈迦堂には
石仏が 祀られていました
ここから 右岸の緑道を 更に進み
少し先の 左手の脇道に入ると
公園内唯一の 公衆トイレ
(大行列でした!)
その近くには 最初に 植えられた
2本の正月桜も 見られますが
こちらは 少し早めの 開花なので
すでに 見頃過ぎ…
次の 孫橋まで 歩いていくと
橋や 水辺の様々な風景と
桜のコラボが 楽しめるスポット
ちょうど 満開を迎える
今週末 9日〜10日には
下津町公会堂で 桜まつり2024も
行われるそうです
………
京阪電車の高架化の後
駅周辺の整備も 完了し
明るく きれいに なりました
ロータリーにも 河津桜が 植えられ
大型の 淀水車も 目を惹きます
淀城内の庭園などに 川から水を
汲み上げる為に 堀に設置され
使われていたという 2基の水車は
直径8mほども あったそうです
お車の場合は 近くのタイムPから
お出かけ下さい
今年は 全国的には
暖冬と 言われていてたので
もう少し早く 開花するかなぁと
思っていたら…
2月の京都は 雨ばかりで
寒い日も 続いていたので
結局 ほぼ 例年通りの 開花でした
………
せっかくなので 道中
併せて 散策したいのが…
◆ 淀城跡公園
(散策自由)
淀城は 1623年に 二代将軍
徳川秀忠の命により
桂川と木津川と宇治川が
合流して 淀川に注ぐ地点の
川中の島に 築城され
廃城となった 伏見城に代わり
京都警護の拠点と なりました
天守台には 入れませんでしたが
穴蔵式というものだそうです
茶々が 鶴丸を 出産した
秀吉時代の 淀古城は
現在の 納所(のうそ)の辺りに
あったそうです
昭和43年に 整備された 公園内には
遊具のある広場や
イベントステージも あり
地域の方達の 憩いの場です
淀藩稲葉家の祖で 春日局の夫
稲葉正成公を 御祭神とする
稲葉神社も 鎮座します
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240307/21/simfia-lifecoordinate/dd/f6/j/o0720108015410317349.jpg?caw=800)
(参拝自由)
960年頃 肥前国(佐賀)から
與止日女(よどひめ)神社の御魂を
淀大明神として 勧請して創建
豊玉姫命(トヨタマヒメノミコト)
高皇産霊神(タカミムスビノカミ)
速秋津姫命(ハヤアキツヒメノミコト)