
ずっと前にTVでやってたのを、今日になってやっと観る。1年以上前のです。
さて、あまり詳細に書くとネタバレになってしまうのと、私が書いたところで
ググれば出てくるのでね、私の文章力で書いてみても意味ないかなと。
私的には「やっと観ました」日記のような備忘録で書いてるようなものでして
さほど読む価値はないかなと思いつつ書いてみるも、どうなんだろうというね・・・
最後のテロップで、脚本・監督・是枝裕和と初めて知って「なるほど」と。
役所広司が元雇い主の工場経営者を殴り殺して遺体を焼いて捕まって死刑、
そんな単純な話ではないはずで、そう簡単に終わらないですし、
どうにだって取れてしまうモヤモヤ感が残る幕の引き方、是枝監督らしいっちゃ、らしいんだが・・・
人は噓をつく。いい嘘、悪い嘘含めて優位に事を運ぼうと嘘をつく。
で、この役所広司、誰をかばってるのか、守りたいのか(ネタバレするので固有名詞は・・・)
コロコロ証言を変える。翻弄される弁護人(福山雅治&吉田鋼太郎)
なにが真実で、なにが事実ではないのかが供述でしか得られない中で
過去の殺人一犯と今回の殺人と死体損壊でほぼ間違いなく死刑判決が出る事案
そんな曖昧な供述と状況証拠だけの裁判で人を裁かなきゃイカン場面で
死刑判決を出しちゃっていいのか?的、是枝監督の思想が透けて見えるようですが。
『疑わしきは罰せず』なのが前提なのは理解してるつもりですが
”消去法的”死刑制度支持者である小生、ここらで再度、死刑制度を理論的に考えなきゃイカンのか?
というものの実際問題、三度目の殺人のような曖昧中の曖昧な事件が
そうあるものじゃないのでね、難しく考えなくてもいいのかもしれないが
数年前から、和歌山カレー事件の『林真須美死刑囚』、彼女はやってないんじゃないか?
と考えるようになってまして、決して彼女の信者ではないですよ、と言っておきたい。
加速装置で計測したヒ素の鑑定も当時の技術的に
未熟で誤差が大きいんだってね、出たてのDNA鑑定と同様に。
話が脱線しましたが、再審も取り下げて死刑が確定”してしまった”真須美死刑囚、
執行してしまうと禍根を残すような気がするんだな、なんとなくですけど・・・m(_ _)m