車の性能って良くなってますね~、いまさらですが。
一昔前と比べて燃費は段違いに良くなってますし
剛性もあがって、エアバッグはハンドル部だけでなく
数も増えていることもあり、交通事故死亡数も右肩下がりの
数年前から1万人/年を切って久しい。
この事故死者数の定義も、事故発生から24時間以上経っての
死亡はカウントされないというのもどうかなとは思いますが。
ですがです、事故数はむしろ増加傾向らしい。
言い方悪いが『死ににくくなった』ということみたい。
その中でも、今世紀に入ってからやたら耳につくようになった
事案がこういうケース。 ↓
コンビニなど建物に突っ込む事故。
でもこれって事故の中でも初歩中の初歩、アクセルとブレーキの
踏み間違い&オートマDレンジとリバースレンジの入れ間違い。
コレってね、車が『簡単に動かせ過ぎる』のが原因にあるのかな?
と思う今日この頃・・
キーひねってサイドブレーキ外して、Dに入れりゃ、その気になれば
子供や認知症老人にだって『動かすことぐらいは』出来てしまう。
一昔前の車、例えば70年代にまで遡れば、今から見れば大変でした。
オートマは珍しくマニュアルが当たり前、エンジン掛けるのだって
キャブ車が多くチョークも引かなきゃいけない。
夏場ならともかく冬はね、暖気運転は必須、チョークかけ過ぎると
カブってもうかからない。
一速に入れてクラッチ踏んでアクセル戻してキコキコしてギヤ上げて
いってさ、ステアリングも今じゃラックピニオンが主流だけど
当時はボールナットが多くてハンドル中立部の遊びが大きくてね
真っ直ぐ走らせるだけでも大変な車があった。
コントでもやってる真っすぐ走ってるだけなのにハンドルと常に
右に左に小刻みに動かすヤツ、アレそうしなけりゃ走ってくれなかった。
しかもパワステなんて贅沢なもん付いてなくて、『重ステ』がふつう、
そうすると『据え切り』ができないんですよ。
アクセルと半クラッチを駆使して、チョイ動かしの『内ハンドル』で
目一杯力を込めてハンドル切ったもんです。
こんなのね、生半可な女・老人には、まず運転無理ですよ。
それだけ運転自体が大変だったし、常に色々なことを想定しながら
基礎知識もないとトラブルの解決もできない、結構な重労働でも
あったことも影響か、運転がうまいってだけで尊敬されたもんです。
いまじゃ、『勝手に車がやってくれる』んでね、誰もがそれなりに
上手に運転できてしまうのってどうなのかな?とは思います。
何が言いたいのかっていうと、「楽に動かせられるようになった分
頭を使う機会が減った分、しょうもない初歩的なミスが増えたの
ではないか?」ということ。
便利になればなるほど痴呆化が進んでいるんではないかと・・
最近ではこのような事故を防ぐために、センサーを駆使して
衝突回避自動ブレーキ装備の車が増えてはきましたが
これはこれで、また痴呆化が進み、またニュータイプの信じられない
ような事故が増えそうな気もします。
究極は『自動運転』であることは間違いないでしょうが
『究極の何もしない・何も考えることもない車』は人類を
幸せにするのでしょうかね?
また人間の『痴呆化スパイラル』が進むだけのような気もしますが
どうなるんでしょうかね?・・


