『フードインク』 | 国道179号沿線住民とっ散らかりブログ

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楽器もできない音楽好きのおっさんが
中坊並みの文章力で書いてるブログ。
撮影地:若桜鉄道、八頭高校前~因幡船岡駅間

$Mr. BLUE SKY 気ままな徒然ブログ

この映画、というよりドキュメントですが、特にTPP推進派の方
必見です!
これを見たら考え方が変わると思います。
今、アメリカの農業分野で何が起きているか、
目をかっぽじってよく見ていただきたい。
かなりやばい現状になってます。

当然といいますか、効率を至上命題に推し進めるとこうなるのは必定。
ここで行われているのは農業ではない、工場のごとく流れ作業のように
家畜(牛・豚・鶏)が飼育され、処理の仕方なんかはちょっとエグくて
注意が必要でした。

長くなるので、かいつまんで一部だけ書きますが
(前にも書きました)そもそも牛は、草を食べるものであり
コーンを食べさせてきた結果、大腸菌が突然変異を起こしO-157などの
病原性の菌を作ってしまった。
下から自然にいるものではなく、人間の都合で作り出してしまったものです。
なぜ草ではなく、コーン(トウモロコシ)を食べさせるようになったか?
草より発育(スピード)がよく、草よりも低コストでコーンを作れるようになったから。
そのコーン、単純な食用だけでなく、色々な加工品にも使用され
人工甘味料にコーンスターチ、果ては乳化剤などにも転用されていますが
怖い話はこれから。
これらの飼料・加工用のコーン、GMO種子(遺伝子組み換え種子)が大半
日本では食品表示でGMOと明記するところが、加工品や飼料になってしまうと
表示義務がない。
そしてこのGMO種子、モンサントの特許の種子で輪作(収穫した種子をそのまま
次作に使用するのは御法度、もし使ったことがバレてしまうと多額の賠償金
ならびに、もう二度と種子を売ってはくれません。
その監視用員に、モンサント直々の調査員が忍びで調査しています。
もっと怖いのは、普通のコーン栽培していても、隣の畑からGMO趣旨の花粉が
飛んできて受粉してしまった場合、モンサントから訴えられます。
そして、シロだと反論するにしても、こちらから証明しなければならず
弁護士・裁判費用に100万ドル以上掛かることもあり、泣く泣く裁判を諦めなければ
ならないケースが大半だそうです。

もし、日本でGMO種子が持ち込まれ、曲がり間違って花粉を受粉してしまった場合
訴えられても裁判費用は自分持ち、その裁判だってTPPに踏み切った場合
米から弁護士が雪崩を売ってように入り込んでくる。
そうなれば、こっちはシロでも100%裁判で負けてしまいます。
そうなればもう農業はできません。
否応なくGMO種子を食べさせられるハメになることを
推進派は想像すら出来ていない。

今話題の「秘密保護法案 」、拡大解釈されてTPPの中身についても
未来永劫明さしてはいけないことになってしまった場合、どうなのでしょうか?

だいたい日本の農業の補助金が多すぎるとの批判もあるが、米の方があからさまに
補助金が多いのであり、そうでないとファストフードの加工品が
一般の野菜より安いはずはなく、コーンが安いのも補助金漬けだからです。
でないと米のコーンや大豆が世界を席巻出来るはずがない。

特に能天気の親米ポチホシュの皆さんには、是非見てもらって
再考を促したいところです。
今、米で起きていることは10数年後、日本で起きることがあり得ると
考えるからであります。