汚れてると言われた奴が書くどーでもぉいい話。 -41ページ目

汚れてると言われた奴が書くどーでもぉいい話。

汚い人間と言われた奴がぁ書く
どーでもぉいいブログです。

着ぐるみのバイト。

日給・5,000円のバイト。

H商店と言う所で募集があり。
気になって応募した…。

書いてた住所に向かう…
普通の一軒家、看板も何もない…。

(マジで?本当にココ?)
呼び鈴を鳴らす。

私 「SE2と言います。
        本日面接に来ました。」

相手 「どうぞ、入ってください。」

玄関に入ると、
事務机が4つほど置かれていた。

奥にいた女性が
事務仕事しながら…
頭を上げ私の顔を見て、

女性 「靴脱いで、
           右にある階段二階上がって
           左の部屋で待っててください。」

私      「はいっ。」

古い木造の階段に
脚をかけるとギシギシと音が鳴る。
音を立てながら上がった。

二階に上がると、
ふすまが全開に空いてる部屋があった。

部屋に入ると畳の部屋に、
何名かポツポツと座っていた。

あたしは
右側の真ん中、壁際に座った。

数分後。
8畳ぐらいある部屋は
人で埋め尽くされていた。

ラフな格好をした
男性が、スルスルとはいって来た。

彼は前方に立ち
話し始めた。

男性 「大変、お待たせしました。
           今回、私達H商店が企画している。
           100人パレードに応募して頂き
           ありがとうございます。」

Hさんの夢だった着ぐるみ100体が
タンバリンや鈴を持って道路を練り歩くとう、
普通にパレードするより過酷なモノです。

100人、人を集めなければいけない。

大変な事だと思います。

男性  「この条件でいいって人
            だけ残ってください。」

と、告げられた時。
ポツポツと人が立って退席していく、
残った人は10人程度…。

あたしもその中の1人。

着ぐるみを着てパレード
はいっ。と着ぐるみを渡されてただ歩く。
と言うわけには行かず…

体力がいるお仕事でした。

一週間に、お仕事がある日は
土・日・祝だけ必ず仕事がある。
て訳ではないので、H商店で働いてる人は
バイト掛け持ちしてる人が多かったです。

残り間曜日の、夜に稽古をします。

基礎体力作り。腕立て・腹筋・ランニング

稽古する場所も無いので近所の公園で
15名ほど集団てしていると…

側から見ると、怖いですよね。
夜の公園で何してるの?てぇ感じで…

何度か通報された事もあります(苦笑)

H商店で知り合った。

楽しい人達、
主になってるグループに
気がついたら輪に入ってました。

輪になってキャキャしてた時。
楽しい会話中、1人輪から離れて
ポツンっと抜ける人がいました。

彼は背の高い細身で
影薄い感じがした、

なんで?輪からはみ出てるんだろ?
さっきまで楽しい会話してたじゃん?
なんで?

仲悪い訳じゃなく、
付かず離れずの距離にいる彼が
なぜか気になった。

輪から離れてボーとしてる彼に
あたしはよく話しかけるようになってた。

彼はみんなからKやんっと呼ばれてた。

高校生活を終えた時。

私の進路はまだ、
何1つ決まってなかった。

進学する気もなく、
かと言って就職する訳でもなく…。

卒業式終了後。

教室に残り、
仲の良かった友人と喋りながら
大きな黒板にチョークでたくさん
落書きしてた。

廊下を歩いて居た担任の先生が
私達を見つけ、
教室に入ってきた。

先生 「卒業おめでとう。」

私      「ありがとうございまぁすw」

先生は私を見つめ…。

先生     「お前を卒業させるのは…
                失敗かもしれない…。
               卒業させたくないなぁ…。」

私          「何言ってんすかぁw
                卒業証書もらいましたよぉ!」

苦笑いしながら先生は

先生        「ふっ…そうだな、
                 遅くならない様に早く帰れよ!」

そう言って、教室から出て行きました。

進路の決まってない、不安定な
私を心配してたんですよね。

ごめんなさい、ありがとうございます。

何も進路の先の無い、私ですが…
友達に紹介された、
ファーストフード店での
バイト生活がスタートしました。

ココからかな?…あたしの
旅が始まったのは…
その前からちょくちょくと
家には居着かなかったけどね…


自分の居場所探し。


女手一つで
兄と私を育ててくれた母。

普通のお仕事より、
夜のお仕事のが収入がいいので
母はスナックのママをしていました。

夜はいない母。
子供の頃は寂しかったのを覚えてるな…

だからかな?
あたしは…
ものすごく甘えん坊で、
寂しがり屋です。

母は苦労してたと思います。
守ろうとしてくれていたのに…

わかってたのに…

助けなかった…あたし…

現実から目を背け…

逃げた…

母が頑張って手に入れた…
一軒家あたし達家族の居場所。

新居で一軒家
初めての自分の部屋。

でも、そこに来てほしく無い人達が
訪問に来る様になった…。

昼夜問わず
玄関を激しく叩く音。

怒鳴り声。

怯えて暮らす、毎日。

ある日
リビングで寛いでいた時。
玄関先で呼び鈴が鳴った。
母が出る…
イキナリ怒鳴りつける相手。

母は小さくなって
頭を下げる…

あたしの中で何かが
壊れた。

あたしは、
玄関先のやり取りを
遮り、訪問者に
啖呵を切っていた…

怒鳴り、殴りかかる勢いで
訪問者に食ってかかる。

慌てて母が私を止める。

私は怒鳴り続けていた…

たじろぐ訪問者。
あたしに怯んだのか…

スゴスゴと退散していった…。

あたしは裸足まま
玄関先で仁王立ち状態。

強い母が
ものすっごく弱く見えた…。

弱い母が…
自分の中で受け入れられなくて…
弱くても良かったのに…
助けもしないくせに…
身勝手な想い…

あたしは
汚くてズルイ…。

あたしは、そんな家に居るのが
嫌になり…家に帰らなくっなった…。

ふらふらっと気の向くまま…
友達の家に転がり込む。

バイトも転々と変え

流れていった…。

私が幼い頃。
家の外にある溝を跨いだりして、
トントン跳ねていた時。

私は足が溝にハマり
頭から転けてしまいました。

フッと見上げると
兄と目が合い、私は
転けたのが恥ずかしくて

照れ笑いしながら、
起き上がり、転けたけどさほど
痛くないので、

私痛くないよ!平気!
と両手を胸の前で砂を払い
打ったところに手を持っていった時…

自分の手が真っ赤に染まってる事に
気がつきました。

松田優作の名シーン、
血をみて
「なんじゃ…こりゃ」
状態に、全身
血だらけなのに気がつきました。

痛くもないのに…
私は血をみてビックリして…
大泣き!

火のついたように泣き出した。

家の奥で家事をしていた
母が飛んできました。

私をみてギョッ!とし
側にいた兄を見、

母 「お兄ちゃん!なにしたの?!」

兄 「僕なにもしてない!SE2が勝手に転けた!」

母は私を抱え、
病院に向かうのかと…
思いきや…

台所に直行し、
水道の蛇口をひねり
私を抱え、
頭を台所シンクに突っ込み

水でオデコを洗い流しだしました…

そして血が洗い流され、
傷口をみて母は

絆創膏で止血。

母 「コレで大丈夫!はい!終わり!」

私はオデコに張られた絆創膏を
撫りながら、さほど痛くもないし、
良かったと思ってました。

後々聞かされたけど…
ほんとは病院で縫わないと
いけないぐらいの怪我だったらしいけど

母は絆創膏で治しました。
止血できたので、
そのままにしたんだろうなっと思います。

今でも
右側髪とオデコの間には
傷が残ってます。
前髪で隠れるし、
目立ちはしないけど…
その部分さすると
懐かしいなっと感じます。

母の事
色々なエピソードあります。

母に反発して自分の髪をバリカンで
丸刈りにした事とか…。

が、長くなってしまうので…
また、機会があれば書きたいかな…。

完璧な母。強い人。
コレは私の中で絶対だったのに…。