母とあたし。③ | 汚れてると言われた奴が書くどーでもぉいい話。

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高校生活を終えた時。

私の進路はまだ、
何1つ決まってなかった。

進学する気もなく、
かと言って就職する訳でもなく…。

卒業式終了後。

教室に残り、
仲の良かった友人と喋りながら
大きな黒板にチョークでたくさん
落書きしてた。

廊下を歩いて居た担任の先生が
私達を見つけ、
教室に入ってきた。

先生 「卒業おめでとう。」

私      「ありがとうございまぁすw」

先生は私を見つめ…。

先生     「お前を卒業させるのは…
                失敗かもしれない…。
               卒業させたくないなぁ…。」

私          「何言ってんすかぁw
                卒業証書もらいましたよぉ!」

苦笑いしながら先生は

先生        「ふっ…そうだな、
                 遅くならない様に早く帰れよ!」

そう言って、教室から出て行きました。

進路の決まってない、不安定な
私を心配してたんですよね。

ごめんなさい、ありがとうございます。

何も進路の先の無い、私ですが…
友達に紹介された、
ファーストフード店での
バイト生活がスタートしました。

ココからかな?…あたしの
旅が始まったのは…
その前からちょくちょくと
家には居着かなかったけどね…


自分の居場所探し。


女手一つで
兄と私を育ててくれた母。

普通のお仕事より、
夜のお仕事のが収入がいいので
母はスナックのママをしていました。

夜はいない母。
子供の頃は寂しかったのを覚えてるな…

だからかな?
あたしは…
ものすごく甘えん坊で、
寂しがり屋です。

母は苦労してたと思います。
守ろうとしてくれていたのに…

わかってたのに…

助けなかった…あたし…

現実から目を背け…

逃げた…

母が頑張って手に入れた…
一軒家あたし達家族の居場所。

新居で一軒家
初めての自分の部屋。

でも、そこに来てほしく無い人達が
訪問に来る様になった…。

昼夜問わず
玄関を激しく叩く音。

怒鳴り声。

怯えて暮らす、毎日。

ある日
リビングで寛いでいた時。
玄関先で呼び鈴が鳴った。
母が出る…
イキナリ怒鳴りつける相手。

母は小さくなって
頭を下げる…

あたしの中で何かが
壊れた。

あたしは、
玄関先のやり取りを
遮り、訪問者に
啖呵を切っていた…

怒鳴り、殴りかかる勢いで
訪問者に食ってかかる。

慌てて母が私を止める。

私は怒鳴り続けていた…

たじろぐ訪問者。
あたしに怯んだのか…

スゴスゴと退散していった…。

あたしは裸足まま
玄関先で仁王立ち状態。

強い母が
ものすっごく弱く見えた…。

弱い母が…
自分の中で受け入れられなくて…
弱くても良かったのに…
助けもしないくせに…
身勝手な想い…

あたしは
汚くてズルイ…。

あたしは、そんな家に居るのが
嫌になり…家に帰らなくっなった…。

ふらふらっと気の向くまま…
友達の家に転がり込む。

バイトも転々と変え

流れていった…。