日本でのティーポットの歩み



 今から60年前日本の復興期にさかのぼります。

 

 私たち陶磁器製造者はアメリカから色々なヨーロッパデザインのサンプルを手にし、それによく似たポットを作ってきたのです。


そのほとんどがコピーばかりで製品の大半がアメリカを中心に輸出されていました。


 やがて日本の成長期に入ると、まず始めに国内の多くのホテルが利用するようになり、次にレストラン・喫茶店が利用するようになったのです。


 当時ホテルのポットで注がれるコーヒーには今では考えられないほどの付加価値が付き、コーヒー一杯の値段が喫茶店以上に高かったのを覚えています。

                  


続く!

 

 

 


                     ティーポット


 

 さあこれが欠点をしてきする最後です(笑) 

こんなティーポットを使ったことはありませんか?


1)蓋がガタガタしておさまりが無い。

2)身と蓋のバランスが合わない。

3)蓋の取っ手を持っても滑ってしまう。


 そんなことはどうでもいいんだって?(笑)

そんな小さな事にいちいち気にしない?(笑)


そんな気持で買っている人たちは少なくないはずです。

でもはやりそれは間違いですよw。


 ティーポットはティーポットの役割を果たしてこそ本物と云えるのです。

 


 今回私は5回にわたってティーポットの欠点を指摘してきました。


 しかし、過去に作られたいたポットはここまで役に立たないモノではありませんでしたし、そうしたポットを作った人もいませんでした。


 なぜなら、製造業者がポットを作る際は最も熟練した技術者が自分のプライドをかけて作っていたからです。


 それが時代とともに少しずつ製造方法が単純化し、熟練した技術者を製造工程から排除したことで、現在のような形だけのティーポットが作られるようになったのです。

  


 もちろんそういったティーポットがいつから出回るようになったかと言うとやはり、中国製品の影響が多分にあるのです。

 日本製品はあまりにも高くなりすぎて買う人がいなくなってしまったのです。

両国が“品質”よりも“価格競争”に血眼になってしまったんですよ。



続く!

                     持ちやすさ 


 皆さんはティーポットを買ってきたら早速使ってみませんでした?

そこでどうでしょう。こういう経験はありませんか?

 

 1)ハンドルをつかみポットを持ち上げるとと”やけに重たい”と感じた事はありませ       んでした?

 

 2)コーヒー・紅茶の入ったポットのハンドルをつかむと手が滑ってポットが傾いてしまった事はなかったでしょうか?


 3)片手どころか両手で持っていないとコーヒーを上手くカップに注げない。


 4)ハンドルを持ったもののハンドルが太かったり、細かったり、小さかったり、グラ  グラして安心してコーヒーを注げない。



 そんなことにいちいち気にしておれない!ですかね?

 でもやはりこんなティーポットも本物ではありませんよw

 

続く!

                     放物線を描く

   

 皆さんは今まででティーポットの口元から放物線を描くようにコーヒー・紅茶がカップに注がれているのを見たことがあります?


 では、こんなポットをお店で使ったこと、買ったことあります?


 1)口元から詰まったようにチョロチョロと流れ中々上手く注げない。

   (いつまで注げばカップがいっぱいになるか心配になってしまうポット)


 2)放物線とはほど遠くびちゃびちゃと出る。

   (カップだけでなく受け皿まで流れ出してしまうポット)


 3)傾けたと同時に飛び出してしまう。

   (始めカップに入るどころか、テーブルを汚してしまうポット)


 4)ぼたぼたダバダバと飛び出てくる。

   (口元に締まりがなく注いだ感覚がないようなポット)

  

 こうしたポットは口元の形に問題があるだけでなくデザインにも大きな問題がありますね。また製造過程にも大きな問題があります。


 ですから、そうした体験をした方は、ポットに対して

『場所だけとって大して役立たないし・・』

『使うとカップだけじゃなくて周りが汚れるし・・』 と思われているかもしれませんね。


 でも本物は決してそういったことはありまんよw

是非一度そういったポットを使用して頂きたいものです。

(きっと使うのが楽しみになりますよ。)




続く!


                      ティーポット


 最近喫茶店とかレストランでも磁器製のティーポットを見る機会が大変少なくなったと思いますが、みなさんはどう思います?

ティーポットを使ってコーヒー・紅茶を注ぐと雰囲気がすごくいいと思いません?


 私は時々庭に出てコーヒーや紅茶を飲むときはティーポットを利用するのだが、とても気持ちがいい。

 我が家で使っているティーポットは形が悪かろうが値段が安かろうが、調べるだけ調べて購入してくるからとても使いやすい(笑)

 しかし皆さんの家にあるティーポットはいかがでしょうか?注ぎ口から滴が垂れてしまうティーポットではないですか?



                      傾けると


 では、こんなティーポットを買った憶えがないだろうか?

コーヒーを注ぐ際、“ティーポットを傾けた時に蓋が落ちてしまった”。

あるいは“蓋が落ちそうになったためにあわてて蓋を別の手で押さえた”。

 そんな経験をしたことはないでしょうか?


 こうしたティーポットを利用して違和感を感じたとしても、まあそんな磁器製物だと諦めてきたのではないだろうか?

 実はその種のティーポットも“形だけのティーポット”なのです。いわゆる世間で言う飾り物です。

 飾り物だからせいぜい食器棚にガラクタの様に鎮座している。

 それでは面白くないですね。

                    

                       本 物


 本物のティーポットはそんなことはありません。ちゃんと工夫がなされているのです。 

ちゃんと蓋の裏側にフックが作られており、完全に横を向けても蓋が落ちる事はありません。

 どこかへ行って一度試してみてくださいね。


 続く!