毒を盛るひと27 トコトン2ちゃんねるの果て

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このシリーズは、わたしが宇宙の法則やミラクルを語る口になりたいと願い、それを実行していく過程で、どうしても自分自身と向きあうことで、消化して昇華させることが必要だった
もっとも身近な［毒を盛るひと］とのエピソードと、
それについてわたしが感じたこと感じていることをギリギリまで言語化した記録です

プレ・毒を盛るひと〈あの夏は、わたしのもの〉

毒を盛るひと1〈ウソつきマラソン大会〉

前回の話

結婚で環境が変わり、テレビもあまり見なくなっていた。あんなにテレビっ子だったのに。

そのかわり、なぜだか2ちゃんねる家庭板のまとめを、貪るように読んでいた。夫婦・嫁姑・親子友人ご近所問題などのジャンルばかり。ドロドロの問題を読み続ける、まさに中毒だった。

何度か止めようとしたのだが、また読んでしまう。

くま夫も何回かわたしを止めた。「そういうの読んでる人キライ、だから止めて」と。

でも、止められなかった。ある日諦めた。自分の中の、ソレに向かおうとするエネルギーの大きさに、自分からソコヘ向けられた大きな矢印を見つけてしまったからだ。パズルが好き・パズルが得意、クイズが好き・クイズが得意なわたしのアタマが、問題解決のための高速回転をし始めているのがわかったから。

あー、これただの中毒じゃないわ、きっと自分が意識していない問題を解決しようとしているヤツだ。だからもう、好きにやらせよう。解決したら、終わるか、落ち着くかするだろうから、と。

トコトンやってみた。トコトントコトン。自分の内側が、真っ黒になるほど。

そして自分が探していたものに気づけた。

わたしが探していたもの、それは

《人間関係の問題をすべて解決する、唯一絶対の答え》だった。

〈つづく〉

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