世はおしなべて1/3 買う・作る・直す(素人が・・・)

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色々なものの製作日記、それにまつわるグッズ、小技など。

早速、VSCodeでのpython、Kivyのプログラムだが、あくまで、ある程度のPythonのプログラムを組めるという前提で話を進める。

まず以下の2つのファイルを作成する。

 

main.pvのソースコード

# -*- coding: utf-8 -*-

from kivy.app import App

class TestApp(App):

    pass

 

if __name__ == '__main__':

    TestApp().run()

 

test.kvのソースコード

#:kivy 1.11.1

Label:

    text: "Hello ソフマップ World"

 

ファイル名は必ずこれにすること。

各ファイルの"#"の行は必要なので必ず記入すること。

どちらかを書き忘れても動くことは動くが、コンパイル時にエラー扱いとなるので、書いておいた方がよい。

これで"text"に書かれたラベルのウインドウを開くようになってる。(内容はともかく…)

早速メニューの"・・・"の"デバックの開始"またはF5を押す。

この時、test.kvをアクティブにしないでデバックを行うこと。

VSCodeでは、Kivyのデバックは行えないので、main.pvnoをデバックすること。

アプリを起動して初めてデバックする時は、以下のような画面がでるが、"Pythonファイル"をクリック。

 

そうすると以下のウインドウが出る。

(’A')<日本語でないじゃん

 

どうやら、Kivyでは日本語が対応しないので、別の設定を行うことになる。

それについては次の機会で…

前に散々「Anacondaが…」とか言っていたのに、やっぱりそこは不安症な自分、純粋に王道の方法でPython環境を構築しようと思った。

ということで、WindowsでPython環境を構築していこうかと…。

こういった場合は、やっぱりPythonの情報サイトが強い。Python.jpにほとんどの情報が載っているので、ここを参考にしてインストールをしてみる。

  1. Windows 環境のPython
  2. 不要なPythonの整理
  3. Windows版Pythonのインストール
ここまではPython.jpの通り、だが、Pythonのバージョンには注意。
現状(2023/11/23現在)Pythonのバージョンは3.12だが、Kivyが対応できていないので、3.11をインストールすること。
Pythonのインストールが完了したら、kivyのインストールとなる。
この際、Anaconda使用時は、Anaconda Promptを使ったが、今回は、コマンドプロンプトを使用する。
コマンドプロンプトが起動したら、
 
pip install kivy
 
と入力するとkivyがインストールされる。
次は、Visual Studio Codeをインストール。
ここは以前にも記した通りに、Visual Studio Codeの公式ページインストーラーのダウンロード。
セットアップでは以下のようにしておけばほぼほぼ問題ない。
VSCodeが起動したら、Shift+Command+Xで拡張機能を開く。
以下の3つをインストールする。
これで、一応環境は整った。
あとは、サンプルを使って環境の確認。
 

Androidアプリを作成するなら、当然ながら、Androidに対応したGUIでなければならない。

そうした時に使われるライブラリはKivyとなる。

Kivyは、Pythonでクロスプラットフォームのアプリを開発するためのオープンソースライブラリで、Windows、iOS、Androidなどに対応するGUIが提供される。

Kivyのライブラリを使えば、UIは統一されるので、他の部分のコーディングに注力できる。

となると、当然ながらKivyはインストールしないわけにはいかないので、早速インストール。

 

今回参考にしたページは、

【Kivy】一番簡単なKivyのインストール手順【Python】

である。

 

Anacondaをインストールした環境からKivyを導入するという点では非常に参考になる。

手順としては、③④⑥⑧に追加する作業が加わる。

ただ、"③Visual Studio Codeのインストール"は今更なんで別のIDEをインストールする必要があるのか?と思われるが、これには訳がある。

結論から先に言うと、SpyderとKivyの相性がなぜかよろしくないのである。

個人的にはSpyder最強とか思っていたが、Kivyが絡むとなると相性悪いわ、動きも遅くなるわで、結局、Visual Studio Codeのお世話になることになった。まあ、これなら、他の言語での使い道もありそうだし、ぶっちゃけ、起動が早いというのも利点である。

 

拡張機能のインストールについては、pythonとKivy、④⑥両方続けて入れても構わないし、更には、日本語の拡張機能も入れる必要がある。

Shift+Command+Xで"Japanese"と入力すると、以下の拡張機能が出てくるので、これを入れれば日本語環境にも対応できる。

 

次は、肝心なKivyのインストールになるが、これもちょっとややこしい。

実は、Kivyのインストール方法が2通りあって、できることは同じだが、方法を間違うと何かと面倒なことが起きかねない。

では、まず、インストールを行うために、ウィンドウキーを押して"Anaconda3"をクリックすると上のように[Anaconda Prompt]があるのでそれをクリック。

すると、

このようにコマンドプロンプト風の窓が出るので、ここで。

 

pip install kivy

 

と入力する。

すると、Kivyのインストールが行われるので、完了まで待つ。

これでKivyのインストールは完了。

 

ただ、本来Anaconda環境下で使うcondaと標準で使うpipは似て非なるものなのである。

本当に正しい環境構築か?と言われれば、正直自信はない。

あくまで、教科書通りの環境を構築した後に、追加環境を入れるので、それに合わすような構築にはなっていない。

ただ、 乱暴な言い方をすれば、

とにかく動けばなんでもいいよ!!

というのが正直なところである。

環境や、conda、pipの違いなどの細かなことについては、以下のサイトを熟読するのをお勧めする。

 

pip と conda の違いを比較表で説明

PythonとAnaconda

 

CondaとPIP、どちらを使えばいいの?

ここで、思いっきり

>>一般的なPythonプログラミングでは、Anacondaはあまり使われていないからです。

うん、わかった。これはとった本が悪かったという事か…('A`)

まあ、めげずに次はKivyを実際に使ったプログラムに挑戦。

 

以上!!