おじさんがスポーツのことを書くと、何故かご叱責を受けることがあり、以後、あまり書かないようにしているが、今回の日本大会は日本人にとって特筆すべき大会になるだろう。

 

 

 おじさんがラグビーを見だした歴史は長い。1979年開始の新日鉄釜石の連覇を最初から見ているから、それ以前から観戦していたことになる。

 

 

 松尾雄治:出典 NHK番組発掘プロジェクトより

 

 

 何と言っても釜石全日本選手権7連覇の立役者はこのスタンドオフ松尾雄治である。

 

 

 こんな走り高跳びの選手かと思わせる写真がよく残っていたものだ。最初見たとき、何だこいつ、こんな体でラグビーができるのかと思わせた。

 

 

 しかし、試合が始まると、ごついフォワードに比べ異様に軽快であった。

 

 

 ペナルティを受ければ、相手側はその場でスクラムを選択するか、ゴールキックを蹴るか、陣地を挽回するタッチキックのいずれかを選ぶことができ、この場合のキックは外に出しても蹴った方のボールでスローインとなり、かなり有利になる。あっ、チョン蹴りでその場から攻撃を開始するのもあったね。

 

 

 だからファールは極力しないほうがいいのだが、ファールを誘う戦術もあり、しないと決意したからしなくてすむという単純なものではない。

 

 

 さて、松尾は陣地回復のタッチキックを選んだときには、手で投げたかのようなキックを蹴った。おじさんの頼りない記憶で物を言っているのだが、あの頃、日本の得点は、トライが4点、コンバージョン3点であったと記憶している。プレイ中にゴールを蹴るドロップゴールが3点だから、ある意味でトライよりもキックによるゴールの方が、得点が取りやすいのは事実である。だから、チームにキックの上手い人がいれば、断然有利になると思われた。

 

 

 そう松尾だから勝った試合が何試合もあった。タッチキックも相手ゴールラインぎりぎりに出し、5メートルラインに戻されることもあった。……と記憶している……

 

 

 つまりおじさんがラグビー観戦に当時、嵌まった理由は、松尾を見たからだと言える。ただペナルティゴールを狙っている場面の記憶が飛んでいるのだが、釜石は誰が蹴っていたんだろう。

 

 

出典:同上

 

 

 その後、ペナルティゴールかコンバージョンキックで、上の写真の様にボールをプレースする写真を発見した。そう、タッチダウン以外の得点はすべて松尾の得点であった。多分、おじさんは松尾のプレイとトライの得点を見て、配点というか点数の割り振りに違和感を覚えたのだと思う。

 

 

 その後、何年も経たずトライが1点増え5点、コンバージョンが3点から1点下がり2点となった。本場のルールが変わったんだろうね。ただ、ワールドカップでは4トライすると勝敗にかかわらず、勝ち点1点、7点差以内だと負けても勝ち点が1点付く。但し、勝利チームが1点減らされることはない。ここに決勝へ進むための綾が生まれ、前回の日本が3勝しながら進めなかった原因となったものだ。

 

 

 ワールドカップで日本チームの活躍を述べるつもりで筆を執ったら、昔話から入ったのが災いして、松尾雄治の思い出話でほぼ終わってしまった。

 

 

 昔、5カ国対抗ラグビーというので見だしたら、イングランド  vs ウエールズで、数多く疑問が湧いたが、ネット社会ではないのですぐには意味が分からなかった。サッカーはどうだったかな、何せ発祥がイギリスだし、それぞれの国の協会の方がFIFAよりも古いという事情もあるので、いやでも従わなくてはならないだろう。

 

 

 因みに誤解を与えないように少し言葉を足すと、サッカーはイングランド・スコットランド・ウエールズ・北アイルランドがそれぞれ1チームとして出場できるけれども、ラグビーはアイルランドと北アイルランドが共同で1チームを作り参加しているようだ。

 

 

 歴史のある国は洗練された面もあれば、昔ながらのしがらみが残っていてややこしい。EU離脱も今投票を行えば、もしかしたら残留となるかも知れないが、大英帝国のプライドが離脱に向かわせている面が多々あるんだろうね。まあ、ラグビーの場合、それぞれが強すぎて、文句を言える余地が無いけれども……。

 

 

 嗚呼、松尾を書くなら平尾誠二も書きたかった。若くして亡くなり、今日の日本代表の姿を見せられなかったのは残念でならない。平尾も神戸製鋼で7連覇した。奇しくも南ア戦は平尾の命日である。

 

 

by 考葦(-.-)y-~~~

 悪魔の増税論者達の思うつぼに嵌まって、安倍がついに消費税増税を決意し、10月1日から増税を実施した。

 

 

安倍晋三 出典:産経ニュース

 

 

 左右を問わず増税に反対していた国民は、実施した安倍を将来、どう評価するか。安倍が行ったよい政策は幾つもある。だが、日銀の金利はマイナス状態である。ここで驚くほどの国債を発行して老化が予想されるインフラ工事を実施すれば、日本のデフレ脱却は確定し、長い長い不景気のトンネルから抜け出せるチャンスなのに、安倍はそうしなかった。

 

 

 増税の条件と言っていた2%の物価上昇は達成できなかった。にも拘わらず増税を強行した。店内で食べたら10%、持ち帰れば8%等々、混乱を招きそうな事を次々と考え出し、しかし、それも所詮、時限立法で1、2年すれば10%に確定する。

 

 

 日本の役人は国民の為に働いてはいない。特に財務省は政治家に嘘を吹き込み、増税を実施させるのが仕事のようだ。もし、おじさんに優秀な孫ができ、将来、財務省に入省すると言ったら、止せ!、馬鹿なことを考えるな、国民に憎まれる政策しか採れないし、日々税金をどう取ろうかと考えるくらいなら、もっと人の役に立つ仕事に就けというだろう。

 

 

 話は変わるが、ポピュリズムを政治手法にする山本太郎など、取るに足りないと甘く見ていたら非道い目に遭うぞ。身体障害者を国会議員にするなど、面倒なことを仕掛けてきている。誰も言わないから、おじさんが言うが、彼らがどんな政治を行えるというのか。

 

 

 少なくとも失言は少ないかも知れないが、政治とは言葉ではないのか、言葉を発せない政治家に何の意味がある。山本太郎自身もそうだが、彼に近づいて一定の票を穫ろうとする勢力に気を付けよ。

 

 

 経済政策とは、もともと地盤の弱い砂地に城を築こうとするようなものだが、将来、もう一歩で完成する所で水を掛け、元の木阿弥にした人物と評されるだろう。いい政策を沢山実施したが、憲法を改正する事は出来なかった。そして経済の沈滞と悪化を招く、消費税増税を2度も実施した最悪の総理との評価が定着するであろう。

 

 

 やはり維新の成長を待たなければならなのか。維新にも丸山などのTPOを弁えない者が入っている。

 

 

 政治家は100年後の未来からの評価を気にしてはいない。国民もそれを求めてはいない。現実主義の中で現在只今の選択肢の中で、最善の選択をするのみだ。だが、今、消費税増税は必要だったであろうか。

 

 

by 考葦(-.-)y-~~~

 

  『WILL(11月号)』の〝韓国は昔も今も古代脳〟に刺激され、書き始めたのが本稿である。

 

 

 

 

  あまり韓国の現在と関係がないと思われた方もあるかも知れないので、一応、こちらの意図とうまくいけば着地すると思われる箇所をお伝えしておく。

 

 

 韓国は自由主義とは名ばかりで、一応、法体系は我が国と似たような体裁があり、民主主義と謳ってはいるけれども、徴用工問題では、彼の国の最高裁が条約を無視して信じられない反決を出した。彼の国では国家間の約束など自国の人民感情より下の価値らしい。

 

 

 このように朝鮮民族自体が近代人の常識からズレた滑稽で迷惑な行動をとるのは、思考パターンが古代脳だからだという結論に結びつけようと思っている。

 

 

 さて、左翼の文在寅が古代脳で自由主義韓国を弱体化させるために、着々と手を打っているのに対し、肝心の韓国民は文在寅を支持している点が、近代国家の国民とは思えないところだ。少なくとも半数近くいると思われる自由主義体制支持層が、文に手もなく捻られている様子が歯がゆい。

 

 

 今時、共産主義を支持するとは、まったく物事を考えない連中と言うしかない。革命を成し遂げた社会主義国家が次々と破綻していって、リーダーのソ連が崩壊、最後の最後に〝遅れてきた青年〟よろしく、支那と北コリアがアジアで独裁国家を築いている。これを見ても、東の端という地政学的な理由以上に彼らが古代脳の持主だからと考えるべきだと思う。

 

 

 脳は個体が一代で古代から近代に変化するわけではない。生まれ持った近代脳の持主が僅かずつ増えていき、古代脳で作られた諸制度が変更されていくという流れで変化していくのだろう。

 

 

 チャイナもコリアも古代脳のまま進歩史観をベースに思考を続けると、現在只今の支那とコリアの思考しか生まれない。いずれも人類にとって大迷惑である。それは日本の進歩史観の連中にも言えることである。

 

 

 進歩史観の牙城、朝日新聞が誤報を連発するのは、古代脳のせいと見ると何か納得できる。昔、おじさんも進歩史観を否定しまくっていたら、あちこちで気の毒な目で見られ、反知性主義と言われたことがある。

 

 

 マルクスを信奉するのが知性主義と言うのかと、言ったこともあるが、ああ言えばこう言う議論慣れしている者達との議論は大抵水入りになった。当時、おじさんはは、引き分けに持ち込む術を持っていたから、引き分けにする事が出来ただけである。今なら「君達は古代脳の持主だからマルクス主義など信奉するのだ」と言うかも知れない。

 

 

 正しく歴史を知り、見極められる脳の持主なら、マルクス主義者の辿った道を見て、やはり思想として間違っていたんだと思わなければならないのに、進歩史観も自分たちには適用されないというなかなか自分勝手な史観のようである。

 

 

 理屈を捏ね回す人々が自由主義者には少ないのは、自由主義者はどんな思想の持ち主もひとまず許容するのが前提だからである。それは自由主義社会を暴力によって覆そうとする人間も、そう考えるのも自由だと認めるからである。

 

 

 その点、ガードは甘くなり、特に日本のように敗戦により押し付けられた憲法でも、『平和憲法』と唱える諸野党の皆様の意見も尊重するからである。

 

 

 少なくとも、国民は日本を愛し、日本国の存続を願っている筈なのに、むしろ文在寅と同様、他国に侵略して貰うために、強くなる防衛政策に悉く反対する。

 


 但し、適用されたこともないが、内乱罪、外患罪等のように現体制を護る法律はある。朝日新聞などは明らかに『従軍慰安婦』など、日本を害するための報道を繰り返す。それをまた左翼達は目を瞑る。

 

 

 つまり、自由主義者は寛大に一定の許容の下、左翼の活動も許すけれども、それを利用して自由主義国の弱体に力を傾注し、いざ自分達が国家を樹立した暁には、緩やかな方法だが、香港で行われているような法律を制定して自由の幅を狭くするのである。

 

 

 香港は歴史的に1国2制度の期間であるから、そんな間怠っこしいやりかたで甘んじているが、本来、異議を唱える人間を粛正(虐殺)するのが常套手段である。つまり、社会主義・共産主義国家は、それ以外の思想を認めないばかりか、そういう思想をもつ人間の存在すら認めない。どちらが優れた思想であるか、言うまでもないだろう。

 

 

 実践された社会主義国家、共産党国家では人間が幸せになったためしがない。しかし、その方向へ文大統領は韓国民を誘っている。それなのに唯々諾々と付いていくのは、思考の怠慢、古代脳の故か。

 以上、本タイトル『全ては古代脳が……』の記事は終了する。 

 

 続く

 

by 考葦(-.-)y-~~~

 保守系オピニオン雑誌は、朝鮮民族について様々な論者が様々な説を唱え、いずれも当を得ていると納得するものばかりである。

 

 

 近頃読んだ物の中で、一番面白く、腑に落ちたのは、下の『WILL(11月号)』の〝韓国は昔も今も古代脳〟という記事であった。

 

 

 

 ご覧のように古田博司氏と藤井厳喜氏の対談形式の記事である。古田氏は非韓3原則{助けるな、教えるな、関わるな}という珠玉の原則の提唱者だし、藤井氏はハーバード大学の研究員をされた経歴から、欧米の歴史に詳しい。

 

 

 何が書いてあるかと言うと、纏めるのは難しい。人によって重要と感じる箇所は異なる。これは一種の逃げの口実だが、東西冷戦、トランプの戦い、香港デモ……とあちこち飛び交う言葉に、纏めるのを放棄してもお許しいただけるだろう。

 

 

 まあ、大きな知識人は膨大な知識の欠片を披露しつつ、あちこち飛び交いながら、収まるべき所に自然に収束するという名人芸を見せるものだと言っておこう。編集者の力量が大きいのかも知れないが……。

 


 まあ、纏める力量がおじさんには無いと宣言しているのだが、おじさんは進歩史観の崩壊を広く知らせないと駄目だと二人は言っておられると読んだ。

 

 

 進歩史観を上手く説明できればいいのだが、進歩史観の連中を事ある毎に馬鹿にして、反知性主義と見下され続けたおじさんだから、言えることがある。それは後に述べるとして、

  

 

 わたくし考葦は50年も昔に進歩史観は成立していない事を直感で理解しており、知性的ではないという批判を受けつつ、人にはそういう〝知り方〟もあると考えていた。

 

 

 これまで進歩史観を唱える保守に逢ったことが無く、他方、進歩史観の人は例外なくマルクス主義者か社会主義者だったから、進歩史観の人=唯物主義者であるとの理解していた。

 

 

 朝日新聞の数多の誤報・捏造記事から分かることは、進歩史観信奉者=唯物主義者は過去の歴史の学習が足りず、知識習得がおざなりになる。今という時代の最先端をゆく自分(記者)が最も進化した存在であり、知識を有しているという論理的帰結から、過去は進化していない馬鹿が誤った行為を積み重ねた歴史に過ぎないと思うのである。

 

 

 進歩史観を言葉にすると、人類は進化し続けている。よって、過去の人間より、現在に生を受けた自分たちが過去の人類の総体より上だと言いたいのだろう。テクノロジーの一面を捉えれば、日々進化しており、今が最高だというのも正しい。

 

 

 だが、人間の内面はどうか。貴方自身の方がソクラテス・プラトンよりも上で、イエス・ブッタよりも愛に満ち、進化した思考の持主だと言えるのか。芸術面ではどうか。深く心を捉える作品が近代の方が格段に多いと言えるだろうか。むしろ退化していると言うべきではないか。

 続く

 

by 考葦(-.-)y-~~~

私の診断結果は…

 

 

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まじかるクラウン受賞歴多数!オルビスユー 使ってみたい?

 

 

 化粧したこともなければ本格的な化粧の仕方も知らない。だからこのアンケートは想像を交えて答えている。もう一つ投稿すれば何か頂戴できるとあり、詳しく読みもせずアンケートに答えたものです。

 

 

 そんな事のためにお付き合い頂く皆様には、お詫びの言葉もございません。

 

 

by 考葦(-.-)y-~~~

 お気の毒な朝鮮民族の皆様ですが、決して手綱を緩めてはいけません。国内の反日サヨク・リベラルグループの韓国に成り代わっての反論に惑わされてはいけません。

 

 

 毅然と安全保障の上からホワイト国除外を決めた判断は極めて正しい選択です。もし反日サヨク・リベラルの主張に反論できない自分を発見したら、恥ずかしながら下記の拙ブログのお読み頂き理論武装してください。

 

 

 

 韓国民は何故、左翼を警戒しないのでしょうか。何かあと一つ足りないという印象を受ける韓国ですが、文在寅という紛い物に騙されているのか、あるいは反日という国是の為に何かの計算があって騙された振りをしているのでしょうか。いずれにしても、このままでは経済が持たないのではないですか。

 

 

 そうこうしている内に、『【9月10日 AFP】米ジョージア州ブランズウィック(Brunswick)沖で8日、大型自動車運搬船「ゴールデンレイ(MV Golden Ray)」が転覆した。米沿岸警備隊(US Coast Guard)は9日、船内に取り残されていた韓国人乗組員3人を救助したと明らかにし、さらにもう1人の乗組員の救助を続けた。

 

韓国車両運搬船 転覆事故

軍事・ミリタリー速報

 

 

 あんな国の船舶が世界の海を航行していること自体が犯罪であるとおじさんは言い切りたいと思います。

 

 

 ヒュンダイ自動車の運搬船と聞いて、大丈夫なの? と心配になりました。4000台という数字も、頑張っていらっしゃるのだなと感心する。保険の問題は大丈夫? 韓国籍で受けてくれる保険会社があるんですか。現代グループに保険会社があります。

 

 

 まあ予想される反応は、「日本が、日本が」と難癖を付ける図ですが、一瞬、「日本が」の声がちらり聞こえましたが、すぐにしなくなりました。おそらくアメリカ側から明確な反論がなされたのでしょうね。

 

 

 航海に於ける船舶同士の行動も国際的に細かく決められていますし、港港によってローカル・ルールのようなものがあるでしょう。まあ朝鮮人以外は安全のためにそれを守らなければならないと思うでしょうが、あの国の人々は抜け道を常に考えているようで、それが優秀の証しだとはき違えています。

 

 

 その代わり? 一旦、危険が迫れば誰よりも先にお逃げになる。それを先逃(せんとう)というそうです。「セウォル号沈没事件」でも、300名の高校生ほか多数の乗客を船に残したまま、船長さんが真っ先にお逃げになりましたね。「先逃」――見事なお言葉、朝鮮戦争時、アメリカ軍はこれに困ったそうです。武器を捨てて逃げてしまうので、武器は奪われるし、組織だった作戦が取れません。また逃げないように監視すると、大声で子供のように泣き出すそうです。(嗚呼、処置無し)┓(´_`)┏

 

 

 さて、文在寅大統領は右腕チョ・グクを囂々たる非難の中、シレーっと法務大臣に就けました。疑惑の総本山が検察や裁判所を管轄するトップに就いたということは、あの国の現状から推測すると、力があればそれを使わないという選択肢はないというお国ですから、色々な捜査が打ち切られると思われます。

 

 

 文政権が終焉し、例によって前政権の洗い出しが始まった時、一度押さえられた捜査はまた始められるでしょうが、一度、裁判で反決が確定したものは無理でしょう。あの国ならそうでもないですか。

 

 続く

 

by 考葦(-.-)y-~~~

あなたの今日の運勢は...

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 わたくし考葦おじさんは猫の体毛アレルギーです。だから、昔は猫が嫌いで、盛りがツイた猫を水を掛けて追い払った事もありました。一度だけ近くの倒産した養豚場を歩く機会があり、その折り、足下で何かにそっと触れられる感触があり、瞬時に立ち止まり下を見ると、白いしなやかそうな猫がおじさんの足を一週していました。

 

 

 ズボンの上から躰をこすりつけるのではなく、触れるか触れない力具合で躰を寄せられるのは、犬ではなかなか難しいと思いました。

 

 

 道の両サイドは倒産した養豚場ですから、豚も居らず経営者はいないと思われるのに、毛艶を見ると長く野生で生きてきたとは思えません。仲間と思しきもう1匹の連れもいましたので、孤独じゃないのは幸いでしたが、この2匹を連れて帰り、ペットとして飼うという発想には至りませんでした。

 

 

 どこか猫アレルギーにされた猫自体を憎み、そこから次へ進めない段階だったのでしょう。

 

 

 いまは猫を可愛いと思えるようになりました。そのきっかけはCMに出るブサカワの茶色い猫でした。こんな不細工な猫、よく飼ったものだと思いつつ、いつしか知らないあいだに愛嬌の虜になっていました。スコティッシュフォールドという種類らしいですね。

 

 

  アレルギーの関係で、この先、猫をペットにするという日は来ないと思いますが、好き嫌いのアレルギーが払拭されたことは喜ばしい限りです。

 

 

by 考葦(-.-)y-~~~

 

 

 

 いつも言っているが、朝日新聞が日本や日本人の為に役に立つことを言った試しはない。今では立憲民主党のプラスになるような意見が目に付くが、別に腹を立てる必要は無い。

 

 

 昔はしゃかりきになって反論を書いていたが、可変しなことが多すぎて、ターゲットを絞るのに苦労するほどだった。それは、こんな政党機関誌のような新聞を有り難がる国民が結構居たからである。

 

 

 朝日の歴史は保守系月刊誌にしばしば特集が組まれるほど過誤が多かった。ほとんどフェイクニュースだからそれを指摘すると、月刊誌の発行元と執筆者を訴訟で訴えた。あるいは訴訟を匂わせて発言しにくくした。小川榮太郎の著書『徹底検証「森友・加計事件』対し提訴した行為は、スラップ訴訟そのものである。

 

 

 

 

 

 小川側の弁護士が丁寧な対応をしているのに対し、朝日側は誠意のある応対をしていないようだ。朝日新聞の弁護士らしいと言えばその通りだが、権威があると思っているその事自体が、大いなる時代錯誤と言えよう。

 

 

 

 

 

 おじさんは上記『真正保守の反論』を読んでいないが、裁判で主張した反論も書かれていると思われる。勝つ気があるのか、それとも天下の朝日の〝業績?〟に鑑み、判事は有利な判決を下すとでも思っているのか。もしそうなら、己を知らざる事、モグラの如しである。

 

 

 井の中の蛙という諺があるが、蛙は世間は時に明るい昼という時間帯と、回りが見えなくなる夜という時間帯がある事を知っている。また蛙は上に何処までも続く世界があると知っている。ところが、土中のモグラは自分の躰が通るだけのトンネルを知るだけである。圧倒的な客観視の欠如と言える。

 

 

 あるときおじさんは気付いた。朝日の主張がことごとく自分の正確に反対の意見だと。『天声人語』を書き写させて国語力をアップさせる〝塗り絵〟のような書籍を見たことがある。なぜ塗り絵と思ったのか、それは塗り絵や写経の書籍の中に置かれていたからである。

 

 

 もちろん、コラムはその新聞社の知識があり、それも文章の名人上手と定評のある人物が担当しているのだから、一般人よりも文章力は上だろう。だけど、書き写して上達するとは思えない。

 

 

 かつて本田勝一という記者が、中国共産党がお膳立てした資料を用いて『中国の旅』という紀行?を書いた。もしかしたらアゴアシも中国のお世話になっていたのかも知れない。そんなもんでジャーナリストと言えるのだろうか。

 

 

 その本田が一般人向けに文章上達の本を書いている。それにおじさんが噛みついた。宜しければどうぞ。

 

 『本多勝一の場合 (反日的日本人の系譜)』

 

 

 ジャーナリズムとは何か、ジャーナリストとは何か。新聞社を受けようとする者なら、事前に淀みなく空で言えるほどになっていただろう。

 

 

 中国から資料と写真を貰った。写真のキャプションが間違っていたなら、中国に聞いてくれとは、本田の記者としての訓練は足りていたのか、朝日新聞さん?

 

 

 飯代、足代あちら持ちで、何かの記事を書いてくれと言われれば、警戒するのがジャーナリストだと思うが、朝日新聞はそうではないらしい。朝日新聞の記者はこの類の人物が多い。

 

 

 男が元気になるサプリがあり、記者Aが自分を実験台に試してみた。翌朝から長く忘れていた「○起ち」があったことが書かれ、夜古女房が喜んだと書いて、サプリを2週間実践し、「○起ち」と週3回の性交渉をもったと書いたら、広告頁だと分かっていても、読んだり買ってみようかという気になる。

 

 

 天下の朝日がそんなサプリの広告などするわけがないと仰るなら、本田勝一の資料を日本を非難する国から貰い〝中国の旅〟は、日本の軍人の名誉、日本国の名誉を傷付けた。元気が出るサプリの広告より質が悪い。SNSが一般人の発信元になってから、極端な構図は見られないが、本田が書いていた時代は、朝日を中心に大学の近代歴史学会、日教組、社会党・共産党などが、アパッチのように乗り遅れまいとあっちでもこっちでもワアワア騒ぎ立てた。

 

 

 朝日は何を、どう報じてきたか(その1)

 

 

 これは田辺敏雄がHPという形で、朝日新聞を初めとする左翼構成グループの反日を批判した記事である。

 

<文中敬称略>

 

続く

 

by 考葦(-.-)y-~~~

 厄介な人、苦手な人、お友達になりたくない人、人それぞれいろんな嫌なタイプがいると思うが、青年期から思想的な活動をする人間はおじさんは苦手だ。

 

 

 おじさんがすぐに思い浮かぶのは、マルクス主義の人である。共産党に入党する連中はまだ穏やかな部類で、共産党に物足りなさや飽き足りなさを覚えた人は、中核・革マルといった過激派に参加していた。

 

 

 〝正しい〟という事を追及して行った結果、ある種の到達点に達した者が、温厚なマルキストになったり、より過激な暴力革命を〝正しい〟と結論し、ある者は革マル派に、ある者は中核派に、ある者は連合赤軍に加わったのであろう。

 

 

 過激派と目されているのだから、共産党より過激だったのだろう。何が? おじさんは革命手段としての手法がテロでも構わないかどうかだと理解していた。しかし、革マル・中核・連合赤軍の違いが何処にあるのか分からない。

 

 

 昔、立花隆の下掲の本を読んで分かっていた時期はあったが、綺麗に抜け落ちている。

 

 

 

 

 

 

 左翼関係の書物とはほとんど縁が無いと思っていたが、結構、読んでいることに驚く。『日本共産党の研究』は3、4冊あった。結局、いま左翼と無縁の思想の持ち主で居るのは、魅力を感じなかったからだろうね。

 

 

  昔から朝日新聞には違和感を感じていた。それを持ち上げるジャーナリストやコメンテーターにも疑問符を付けて観ていた。

 

 

 保守系の論客の方が理路整然として理解しやすかった。論争があれば出費が痛かったが、舞台となった雑誌を両方買って考察したものだ。たいてい保守系論者・学者の方が綺麗に勝っていたと思う。と言うか、負けた事例を見たことがない。

 

 

 福田恆存、小泉信三、竹山道雄らの論文は理路整然として且つ文章も美しかった。田中美知太郎、小堀桂一郎の文章も好きだ。渡部昇一、谷沢永一も一番読んでいる。それに比べ左翼陣営の論客は今ひとつであった。一言で言うなら品格に劣るというか、弁証法を云々する割には前提があやふやで、論証が粗雑であったり、言葉遣いが乱暴だった。

 

 

 それは朝日新聞の記事・論文でも同様である。流石に乱暴な言葉は影を潜めるが、自分たちは正しい、これから色々な角度から証明するので勉強しろとでも言うようなキャンペーンが多い。

<文中敬称略>

 

続く

 

by 考葦(-.-)y-~~~