Re-SILVERFLEURET PROJECT

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YAHOOブログから引っ越してきました。駄文小説等を投稿していこうと思います。

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みなさま

お久しぶりです

何年振りかで更新します

この後、少し少し更新していきます

宜しくお願い致します
 東京で仕事してた頃、とある金曜の晩に渋谷の単館で映画を見た。原題「Wounded」(邦題「ラストハンター」)という映画だった。森林警備員の男女が密猟者に襲撃され、男の方が殺されてしまう。女の方は傷を負いながらも助かる。しかし、現場を見た彼女の命を狙ってその犯人が追って来る、というクライムサスペンス物だったっけ。心身共に深い傷を負った彼女を守り、助けようとした刑事も殺され、彼女は復讐を誓って立ち上がり、因縁の森林へと戻る。彼女を追って犯人も森林へ。命がけで戦い、負傷しながらもようやく犯人を討つ彼女。そんな内容だったのだが、何というか非常にうら寂しい雰囲気が全編に満ちていて、観終った後に切なくなってしまったのだった。
 
 一人で映画を観て、一人で飯食って、一人で夜の東急東横線で帰宅して。その晩はとてもうら寂しく、人恋しい晩だったっけ。一人が苦にならない性分ではあるが、恋愛アドベンチャーゲームをやったり、映画を観たり、小説を読んだ後にとても切なくなる事が度々あったっけな。どっちが本当の自分か解らない。いや、どっちも自分なんだろな。
 
 付き合ってた彼女とも別れ、片思いしてた女性(ひと)とはうまくいかず、贔屓の風俗嬢もいなかったあの頃。今は全く異なる環境にいるのに、たまにあの頃を思い出すとこれまた切なくなる。まあ中身がそんなに成長していないのだろう。
 
 何となくそんな事を考えてしまうこの頃・・・・・・
 先日或るニュースに目を疑った。何と円谷プロがパチンコスロットメーカーのフィールズに吸収されたという。
 
日本が誇る特撮プロダクションだったのに、こうもあっさりとパチ・スロメーカーに取り込まれてしまうとは。
 
子供の頃、誰でも一度はウルトラマンシリーズの何がしかの作品を見た事があるはずだ。そんな子供の頃の夢を汚い手で汚されたような気分になった。
 
だいいち、フィールズはパチンコ「エヴァンゲリオン」がヒットしなければ何の力も無かったようなメーカーである。パチ・スロのメーカーでも京楽や三共といった大手と比較も出来ない程度の開発力もマーケティング力も無かったような弱小メーカーだったはずだ。
 
しかし、パチンコ・スロット共に「エヴァ」人気に乗じ、生意気にも劇場版にまで資本提供した。有力なスポンサーが後ろ盾になればアニメーション製作会社も嬉しい筈。結局フィールズは「エヴァ」に関るすべての市場に手を出し、見事にコレを、まるで自社が生み出した作品であるかの如く振舞いだしたのだ。
 
今後、円谷キャラクターをも自社ブランドとして利用し、売り出していくのだろうか?
 
フィールズよ!そしてすべてのパチンコ業界関係者よ!貴殿らは所詮パチンコ・スロットにハマるお客から収集した金で生活する、脛に傷持つ者たちである事を自覚せよ。そして一分の良心があるのなら、せめて子供の夢を壊さぬよう、肝に命じて行動すべき義務があるのだ。その事を知れ!
我々の業界では「不正遊技者」を「ゴト師」と総称する。簡単に説明すると、不正遊技=ゴトというのは違法な手段で玉・メダルを遊技台などから払い出し、又は店内に持ち込んで交換して儲ける事である。

たまにTVなどで報道される、P店(パチンコ店・スロット店)とゴト師たちとの攻防。アレである。手段はピンきり。遊技台を不正に開けて基板や部品を交換したり、不正部品を取り付けたり。遊技台に器具を差し込んで特殊な操作をして玉・メダルを不正に払い出させたり。もっと原始的なものに玉・メダル(他のP店から盗んだり、闇取引きされたもの)を交換率の高いP店に持ち込んで交換する「持ち込み犯」がある。

私の仕事は全国的に、又、地域的に暗躍するゴト師の情報を集約、各店舗に警戒情報を流す役目。他にも県内全店舗から報告・連絡される被害情報、不正者情報を集約し、センターと近隣店舗に情報を送るなどする。現在は我が社の「ゴト担当」部署もスマートになり、マニュアル対応的な仕事になってきているが、一昔前までは随分と生臭い職務内容であった。閉店後に誤差データが発生したら深夜~翌早朝に店舗に出向いて調査したり、営業中に現場で警戒したりしたようだ。まるで警察みたいにである。

ゴト師のバックには暴力団組織等があったりするのが常だが、一般人(?)の独立集団も少なくない。中にはネット通販などで不正遊技用の器具を購入して単独もしくは知人などと共謀して犯行に及ぶ者もいる。我々業界からするとこういう連中は「糞」である。「真面目に働け!」と言いたいところである。

店舗現場の人たちも良くも悪くもサラリーマン的になってきている。マニュアルに沿って対応し、何かあれば担当部署に指示を仰いで動く。時に警察を呼んだり。そう。会社がデカくなっていく程スマートになってくる。それでも気骨のある幹部が中にいる。自分の店で不正など絶対にさせないとの強い決意を持って仕事に従事する人たちだ。実に頼もしく、勇敢である。ゴト師を店外まで追跡したり、店内で発見して牽制したり。捕まえて事務所までしょっ引いて来た人もいた。しかしながらゴト師を捕まえるのは実に危険な行為である。連中も凶器を持っていたり、仲間が深夜に報復に来ることも十分に考えられるからだ。まあ、でもやっぱり気骨を持って仕事をする現場の人たちは偉いと思う。

そんなこんなで今夜も報告があった。店舗サイドで原因追求が出来なければ私の出番である。原因が不正者だったら2次調査、3次調査。店の為、会社の為、お客様の為それだけだ。それが役割。何故か社内で忌避されるこの部署。『ドブさらい』。

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オークションで落札予約していたムサシヤ製コールドキャストフィギュアが届きました。

画像よりも実物は数段キレイです。今にも動き出しそうな程リアルです。とても良く出来てますね。

この水着は「一騎当千GreatGuardians」第5話『危うきに非ざれば戦わず』で披露したものですね。