アレッポから、バスで合計20時間かけて飛ぶようにきましたイスタンブール。


去年の1月ぶりのトルコということで、今回はカッパドキア、パムッカレ等の見所は一気にパスして

一気にイスタンブールへ。


トルコに入ってまず驚いたこと‥‥バスが半端じゃなくゴージャス!

飛行機の中かっていうほど綺麗だし、シートは快適に体が埋まるし、飲み物サービス、パンケーキまで

ついてきおった。


去年にトルコに行ったときは日本からダイレクトで、快適さについてはあまり印象がなかった。

しかし今回。

アジアからトルコに入るとそのあまりのクオリティーの高さにただただ呆然。


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イスタンブール。


ここにはガラタサライ、ベジクタシュ地区がある新市街側と

アヤソフィア、ブルーモスク等世界遺産が集中する旧市街がヨーロッパ側。


そして、その新市街と旧市街を結ぶガラタ橋から眺められる大陸がフェネルバフチェなどのアジア側。


つまり、

アジアとヨーロッパの境目ボスポラス海峡を境についにアジアの終点を向かえ、

ヨーロッパの始点に立った事になる。


8ヶ月半以上過ごしたアジアとお別れ。


イスタンブールの街並みを見る限り完全にヨーロッパ。

カフェの清潔さ、インフラの充実度、ビジネスマンの姿、ここは想像できるヨーロッパ。


非常に自分の身なりが気になってしまう。


物価的に1トルコリラが62円。



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                           <アヤソフィア>



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                            <ブルーモスク>


向かい合うアヤソフィアとブルーモスク。


それにしてもトルコのモスクはスケールがでかい。


トルコ人のイスラム教への信仰心は、日本の仏教のようにとてもソフト。
多くの人は年を取り、死の心配をする頃に信仰していくらしい。


なので、ガンガン酒は買えるわで禁止事項がすくない。
こういうムスリム国家のあり方も珍しいと思う。


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                      <ブルーモスク内部。圧倒されます>



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おなじみガラタ橋名物釣り名人達。

釣れているのは、アジのような魚。

これを見るとトルコに来たって気分になれる。



ここに来てどうしても食いたかったもの。


知る人ぞ知る、名物サバサンド


ガンガンに揺れる船にまったく同様の色を見せないたくましい船の男が作りだす嗜好の一品。


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フランスパンに焼いたサバと玉ねぎ、葉ものが挟まり、
レモン汁をかけて食べるという非常にシンプル(3.5リラ)


しっかしこいつがうまい!




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サバとパンなんて絶対に日本人じゃ発想のないコンビネーションも食ってみると納得の味。
前回トルコに来たときも食べるチャンスがあって、そのときのうまかった印象そのまま。


さよなら3食ケバブ生活。


魚食べれるなんて幸せ。


これに味をしめたのか、新市街と旧市街を結ぶガラタ橋を越えてお魚マーケットへ。

格安でアジとエビちゃんを購入して、お手製ガラタ丼の完成。

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センスの良さを恨む、バカうま丼。


魚食えりゃ今回トルコはもう満足。


ほんとは見所満載のトルコだけど、これはこれでOK。


次なるステップは隣国ブルガリア!



4000年の歴史を持つシリア第二の都市アレッポ。


ここは地中海から南アジアを繋ぐ商人の中継地として発展した土地。


さらにかつてはローマ人、ペルシャ人、ギリシャ人、モンゴル人等の
襲来に合い続けた複雑な歴史を持つ町。


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バスを降りてアレッポに到着した瞬間、気の良いおっさんが笑顔で挨拶をくれる。
地図を見ていたら「どこにいきますか?」と声を掛けてくれる。
道を聞いたら、自分がわからないと周囲の人に確認までしてくれて教えてくれる。
ジュース屋の前にいると、少年がちょいちょい集まってくる。
ただ親切で外国人に宿を案内しているスーツ姿のおやっさん。


ダマスカスに比べても明らかに人が協力的で陽気で好奇心旺盛でソフトになった。

22時頃、夜道を歩いててもビックリするくらい危険なニオイが感じない。

一番驚いたのは、その時間帯に乳母車を押した家族連れが人気のないマーケットを歩いていた事。


おれがいるのはみんなが「気をつけて」と声をかけてくれる"中東"。


"アジア"と言っても国と地域によって治安も人も違うように、

"中東"と言ってもすべてが危険ワケではない。


偶然知り合って、Roomシェアをしたスイス人に至っては、最近イラクに行ってて帰ってきたとな。

彼曰く、

「おれが行ったトルコ側にあるイラクの街は、はっきり言ってごく普通に生活できる普通の町だった。

ただ移動手段は乗り合いタクシーしかなかったから大変だったけどね。」


そんなことを笑いながら、イラクのサッカーシャツを来て町に出かける様を見ると、

想像と現実の間に生じる"誤差"は、やはり自分の目で確かめるしかないのかな?とも思う。


とはいえ、イラクに行こうとは思わないけど。


何はともあれ、ここは家族で安心して旅行に来れる場所。

個人的にはアジアと変わらないか、それ以上に危険を感じないところだった。



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                           <味のある映画館>


アラビア文字の広告がある映画館もここまでくれば、アンティーク。


アレッポは実はオリーブ発祥の地。

その名産として、オリーブの混じったアレッポ石鹸が一押し有名商品。

店頭にはゴミのように山積みになっていた。


今やオリーブはヨーロッパl諸国では必需品。

その発祥地というだけで歴史の深さを感じる。



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         <決まってます>                <人懐っこい地元の子供達。

                                         写真を撮ると逆に「サンキューと言われた」>


ある日、腹が減って地元民で込み合っているFalafelサンドイッチ屋さんにいった。


そこで「どこから来た?」と聞かれ「JAPAN」と答えると、

食券を売ってる威厳のあるおじいさんが、食券を棚に叩きつけ「金はいらねー」という

ジェスチャーでご馳走してくれた。


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中東随一"人が良い"ともっぱら噂のシリア。

親切な人に出会うのがそんなに難しくない、地味な印象のある国だ。


シリアを出るとき。

ビザの有効期限が2日過ぎていたが、噂どおりなんのお咎めもなくツラーっとトルコへ出国できてしまった。


"ムスリムで人が良い"


たった5日間とはいえ確かにその通りだとも思った。

ダマスカスではあまりなかった、その人の良さがアレッポにきて俄然溢れていた。


そして、勝手に確信した。


シリアが中東一だとしたら、バングラはアジア大陸一。



中東。


嫌な思いももちろんあったけど、少なくとも今回の旅で危険を感じる事は、ゲイのムハンマド事件くらいだった。


イスラエルは整地ゴリゴリの旧市街。

ヨルダンは死海、ペトラ、Wadi Ram砂漠。

シリアはマーケットとアンティークと最古のモスク。


どこに行くにもそんなに遠くないし、今回行った地域は治安も悪いとも思わない。

人と人の距離も近く、協力的な人は必ずいる。


そして見所含めバラエティーに富んだ地域。


もちろん俺の把握できない問題がたくさんあるだろうけど、思った以上に静かに素朴に生活してる印象を持った。



イメージがガラッと変わったお気に入りの地域になったのは間違いない。



5日間の滞在を終え、次は一気にトルコ・イスタンブール!



北へ北へ!




個人的にちょっと謎の国、シリアへ。


というのも『シリア』と聞いてなんのイメージも湧かない。

そんな不思議な国シリア。


旅人からの話しを聞く限りでは、大多数の人がシリア→よかった→何が?→人が!

という話しをよく耳にしていた。



人口  : 2200万人

宗教  : イスラム教

公用語 : アラビア語

通貨  : シリアポンド (1シリアポンド≒2円)



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国境で3日間有効のトランジットビザ(7US$)を支払い、シリア入国。


この時一緒にタクシーをシェアしてた人のパスポートに入国スタンプがないって事に気がついて

お偉いさんの部屋に通されたものの、あまりに和やかにスタンプを押してもらえていた。


シリアマジックの幕開けなのか!?


なんなく入国してダマスカスまでの道のり、外をに目をやるとヨルダンの風景とさほど変化は見られない。

通貨が変わり、物価(特に交通費)が安くなったくらいで、田舎のイスラム国といったゆっくりした

時間が流れているようだった。


『ムスリム国で人が良い』


それは心のどこかでバングラデシュをイメージさせる響きだった。

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  <歴史の感じる味のある街並み>                   <意外に都会?>



いざ首都ダマスカスに着くと、そこは南アジアのものとは比べものにならないほど、

一つの"街"として機能していた。


完全に整備された道路、建築の進む建物、ファーストフード風の店、ジーパン革靴の人たち。

女性も黒ずくめのグルカの格好の人は想像より少なく、スカーフ&グラサンでお洒落している人もよく目にする。


特に宿周辺の旧市街では、新しめのカフェで欧米人が優雅にシーシャをふかす光景が広がる。

宿は安くて一泊500シリアポンド(1000円)。

交通機関とケバブを除くと、ヨルダンとそんなに大きな差がないといった印象。


それにしても食事。

野菜を取りたいなと思っても、ケバブを含め、肉、肉、肉‥‥

南アジアで肉は高級品だったのが、ここでは庶民の味ケバブでお肉三昧。


しっかり野菜はピクルスから。


インドをはじめ、ここに来るまで肉のチョイスが少なかったベジ生活だったため、

肉食エリアに来て、正直しんどいと思ってしまうのは体質変化からなのか。



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シリアで有名なのが、このオールドダマスカスにあるマーケット!


日用品はもちろん、カーペット等のお土産、衣類、アイス屋さん、ツメきり、耳かき、ももひき‥‥

なんかいろいろありすぎて、1日じゃとても全部見れないほど。


天井に穴が開いてそこから光が差し込むような味のあるマーケット。

これを修復しようとするか、ありのままで放っておくか。


こういった細かいところで、その街が歴史を感じれる場所なのか、否かの分かれ道。


個人的には外観がボロボロでも、店がそれなりに気を使ってさえいれば、まったく気にならないし、

むしろ気分も盛り上がる。


ちなみにおれが行った前後にブラピ夫妻が偶然にもダマスカスにいたらしい。


スターの波長は合うものですな。



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シリアの見所としては、やはりこのウマイヤド・モスク。

これは現存する世界最古のモスクと言われているらしく、イスラム第4の聖地と言われている場所。


ここに入場するには女性は肌の露出を避ける必要があり、観光客は頭から被る布をレンタルして入場していた。

それにしても心地良い大理石。


このやり過ぎない程度の模様と装飾が神聖な雰囲気をより一層引き立てる。

モスクは心を静めるに最適の場所。

ボーっと読書なんてのも最高に気持ちがいい。



イスラム聖地‥‥残すはサウジアラビアのメッカ、メディナ。

巡礼ビザ‥非常に魅力的。



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                             <芸術的な柱>


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室内に入ると天井から吊るされたシャンデリアがなんとも言えないほど綺麗。


中では歌を歌い泣いている人々。

黙って座っている人。

「やっと来れた」という充実の表情の人々。

リビアと書かれたシャツを着ている人。

しつこく「金くれ」と付きまとうガキ共。



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異教徒には敷居の高いイスラム教聖地にあって、ここに自由に出入りできたのは予想外だった。


仮に国は貧しくとも、人々の生活が苦しくとも、モスクだけはどこも綺麗されており、惜しげもなく投資してある。


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お祈りの時間になると何十メートルもの人の列が横一線になる。


一気にこんなにも多くの人が一斉にお祈りしているのをはじめて見た。


1日5回、お祈りの時間に街中響き渡るイスラム教のお経のようなものが『アザーン』


このアザーン、地域によってその歌声が多少ことなる。

ここで聞いたアザーンは意外に演歌調のアザーン。


今まで聞いた中では、やはりバングラデシュで聞いた、ロック風ビブラートアザーンがインパクトNO.1。



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色味のない街の建物とは対照的な、鮮やかなステンドグラス。

このやりすぎてないけど、しっかり『美』が感じられるところが、モスクの魅力的なところ。


まだまだ発見がありそうなシリアっていう国。


3日じゃ足りん。。