個人的にちょっと謎の国、シリアへ。
というのも『シリア』と聞いてなんのイメージも湧かない。
そんな不思議な国シリア。
旅人からの話しを聞く限りでは、大多数の人がシリア→よかった→何が?→人が!
という話しをよく耳にしていた。
人口 : 2200万人
宗教 : イスラム教
公用語 : アラビア語
通貨 : シリアポンド (1シリアポンド≒2円)
国境で3日間有効のトランジットビザ(7US$)を支払い、シリア入国。
この時一緒にタクシーをシェアしてた人のパスポートに入国スタンプがないって事に気がついて
お偉いさんの部屋に通されたものの、あまりに和やかにスタンプを押してもらえていた。
シリアマジックの幕開けなのか!?
なんなく入国してダマスカスまでの道のり、外をに目をやるとヨルダンの風景とさほど変化は見られない。
通貨が変わり、物価(特に交通費)が安くなったくらいで、田舎のイスラム国といったゆっくりした
時間が流れているようだった。
『ムスリム国で人が良い』
それは心のどこかでバングラデシュをイメージさせる響きだった。
<歴史の感じる味のある街並み> <意外に都会?>
いざ首都ダマスカスに着くと、そこは南アジアのものとは比べものにならないほど、
一つの"街"として機能していた。
完全に整備された道路、建築の進む建物、ファーストフード風の店、ジーパン革靴の人たち。
女性も黒ずくめのグルカの格好の人は想像より少なく、スカーフ&グラサンでお洒落している人もよく目にする。
特に宿周辺の旧市街では、新しめのカフェで欧米人が優雅にシーシャをふかす光景が広がる。
宿は安くて一泊500シリアポンド(1000円)。
交通機関とケバブを除くと、ヨルダンとそんなに大きな差がないといった印象。
それにしても食事。
野菜を取りたいなと思っても、ケバブを含め、肉、肉、肉‥‥
南アジアで肉は高級品だったのが、ここでは庶民の味ケバブでお肉三昧。
しっかり野菜はピクルスから。
インドをはじめ、ここに来るまで肉のチョイスが少なかったベジ生活だったため、
肉食エリアに来て、正直しんどいと思ってしまうのは体質変化からなのか。
シリアで有名なのが、このオールドダマスカスにあるマーケット!
日用品はもちろん、カーペット等のお土産、衣類、アイス屋さん、ツメきり、耳かき、ももひき‥‥
なんかいろいろありすぎて、1日じゃとても全部見れないほど。
天井に穴が開いてそこから光が差し込むような味のあるマーケット。
これを修復しようとするか、ありのままで放っておくか。
こういった細かいところで、その街が歴史を感じれる場所なのか、否かの分かれ道。
個人的には外観がボロボロでも、店がそれなりに気を使ってさえいれば、まったく気にならないし、
むしろ気分も盛り上がる。
ちなみにおれが行った前後にブラピ夫妻が偶然にもダマスカスにいたらしい。
スターの波長は合うものですな。
シリアの見所としては、やはりこのウマイヤド・モスク。
これは現存する世界最古のモスクと言われているらしく、イスラム第4の聖地と言われている場所。
ここに入場するには女性は肌の露出を避ける必要があり、観光客は頭から被る布をレンタルして入場していた。
それにしても心地良い大理石。
このやり過ぎない程度の模様と装飾が神聖な雰囲気をより一層引き立てる。
モスクは心を静めるに最適の場所。
ボーっと読書なんてのも最高に気持ちがいい。
イスラム聖地‥‥残すはサウジアラビアのメッカ、メディナ。
巡礼ビザ‥非常に魅力的。
室内に入ると天井から吊るされたシャンデリアがなんとも言えないほど綺麗。
中では歌を歌い泣いている人々。
黙って座っている人。
「やっと来れた」という充実の表情の人々。
リビアと書かれたシャツを着ている人。
しつこく「金くれ」と付きまとうガキ共。
異教徒には敷居の高いイスラム教聖地にあって、ここに自由に出入りできたのは予想外だった。
仮に国は貧しくとも、人々の生活が苦しくとも、モスクだけはどこも綺麗されており、惜しげもなく投資してある。
一気にこんなにも多くの人が一斉にお祈りしているのをはじめて見た。
1日5回、お祈りの時間に街中響き渡るイスラム教のお経のようなものが『アザーン』
このアザーン、地域によってその歌声が多少ことなる。
ここで聞いたアザーンは意外に演歌調のアザーン。
今まで聞いた中では、やはりバングラデシュで聞いた、ロック風ビブラートアザーンがインパクトNO.1。
色味のない街の建物とは対照的な、鮮やかなステンドグラス。
このやりすぎてないけど、しっかり『美』が感じられるところが、モスクの魅力的なところ。
まだまだ発見がありそうなシリアっていう国。
3日じゃ足りん。。







