久しぶりに交響曲を聴こうというとき、なぜか「運命」から入るのが常となっています。
今さら「運命なんて」というこっ恥ずかしさもありますが、好きだから聴く!

ただ今回、いつもと違った点は、
フルトヴェングラー指揮ウィーンフィルの54年録音ではなく、トスカニーニ指揮のNBC交響楽団のものを聴いたことです。

ストレートに、この曲そのものの魅力を味わってみたいと思った時、最初から最後まで、張り詰めた緊張感でもって真っ直ぐに突き進むトスカニーニ指揮を選んでいました。

今までトスカニーニ指揮のものはあまり聴いてこなかったのですが、実にいいもんですなぁ。



幻の焼酎と言われるほど入手困難な焼酎の名前を思い浮かべる方も多いでしょうが、本家はこちら。



若い時にその存在を知ったのですが、年齢を重ねてからでないと分らないだろうと、先延ばしにしていた本の一つです。

その圧倒的なスケール感に気圧されながらも、先ほど読み終えました。
色々と書きたいこともありますが、これから読む人のために、そんな野暮なことは止めましょう。
(ちなみに、本の帯の言葉など気に留める必要は全くありません)

決して人生にとって必要な本ではありませんが、本好きなら読んでおいても損はないかと・・・まあ、そんな本でした。


シューマンをして、「天国的な長さ」と言わしめた曲で、「未完成」とならぶ有名曲ですね。天国と言われても、お花畑が漠々と連なるような、昔の子供のようなイマジネーションしか持ち合わせていない私ですが、まあ、そんな美しい旋律が延々と続くという意味らしいです。

しかし、交響曲にあっては、やはり展開というものがなければ、ややもするとダラダラしているという風にとられかねないところを、この9番はギリギリのバランスでもって交響曲ならしめているんでしょう。60分を超える曲にも関わらず飽きることなく聴けてしまいます。
有名な録音では、フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィルによる1952年録音のものがあり、悪いとは思いませんが、個人的にはやや暑苦しく感じてまして、リッカルド・ムーティ指揮ウィーンフィルによるEMIへの録音がお気に入りとなっています。冒頭のホルンの幽玄な響きから一転、実に切れのある演奏です。
このムーティ指揮ウィーンフィルのシューベルト交響曲チクルスは今や、Brilliant Classicsから2000円を切る廉価で販売されているのですね。私もゲットして聴きましたが、EMI録音とは音質が異なりこそすれ、本質は何も変わってませんのでMust Buyでしょう。