今日は珍しく張り切ってお出かけしてきました。
9月20日から来年2月1日まで神戸市立博物館で開催中の「大ゴッホ展」に行ってきました。
最近、行きたいな~と思いながら、なかなか行けず、行きそびれる・・・という事態が多発しているので意を決してさっさと行くことにしたのです。
これから行こうと考えておられる方、ぜひWEBでチケットをご購入ください。
現地でのチケット購入は今日も蜿蜒長蛇の列ができていました。
先にチケットを買っておけば、受付で見せるだけでそのまま入場できるので便利です。
ずっと観てみたかった「夜のカフェテラス」
こちら写真撮影可能です!
なんて太っ腹というか、今どきというか。
現物を目の前で観れて、写真まで撮れるなんて感激です。
今回の展覧会で私は私の知らなかったゴッホに出会えました。
私の中でゴッホは代表作の「ひまわり」と共に「星月夜」が印象的な画家でした。
「ひまわり」の黄色と「星月夜」の青色。
この黄色と青色が私のゴッホでした。
加えて、ダイナミックな筆使いと絶妙な補色の使い方は彼の作品の強烈な個性として観る人を圧倒するものがあります。
今回はその黄色と青色に至るまでのゴッホの姿を見ることができたのです。
知らなかった作品もたくさんあって感動です。
ひまわりとは全く画風が違うのですが、この時期の彼の画力があったからこそ、あのひまわりに繋がるのだと納得できました。
そして、たぶん、彼が希望に満ちてキラキラしていた頃の作品は鮮やかな色と淡い色の濃淡を自在に使った私好みの(!)美しい作品がたくさんありました。
こんな絵も描いてたのねーという新鮮な驚きと共に後の星月夜の画風に至るまでの彼の心境を思います。
たとえば、彼が今の時代に生きていて同じように画家だったら・・・
どんな絵を描いたのだろうと思ってしまいます。
栄養状態がもう少し良ければ、精神を病むことも無かったかもしれません。
絵が売れて、まともな暮らしができていれば自ら命を絶つことも無かったかもしれません。
生前は全く絵が売れなかった不遇の画家の生涯に思いを馳せることができる展覧会でもあります。
同じ時代を生きた他の画家たちとも交流があったことも知りました。
私の中では弟だけが相手をしてくれる偏屈の頑固な人でしたから。
友達がいて良かった・・・ゴッホさんには失礼ですが、友達の存在を感じて独りぼっちではなかったことがわかって安心しました。
パリのカフェで、公園で、アトリエで、彼らはどんな話をして過ごしていたのでしょうか。
考えてみると、ゴッホは37歳で亡くなっていますから恐らく私が知っていると思っているゴッホ像はもっと若い頃の姿なんでしょうね。
今の息子達くらいの年齢のゴッホが何を想い、何を目指していたのか、この展覧会の絵をひとつひとつ鑑賞しながら当時の若かったゴッホを思い描きました。
私が知らなかったゴッホに会えました。
今度はまた違った気持ちで「ひまわり」や「星月夜」を鑑賞できそうです。
その時に、どんな感動があるのか・・・今からとても楽しみになりました。
次回はいつ会えるのでしょう。
2025年9月20日~2026年2月1日
神戸市立博物館
次回の「こどもワクワク食堂」は
2025年9月27日(土)11時半~13時
(14時完全撤収につき、13時ラストオーダーの厳守をお願いいたします)
場所 中道地域福祉センター
神戸市兵庫区中道通4-2-8
子供無料、大人500円プラス(お気持ちをお願いいたします)
お米やお菓子などお配りできそうです。エコバックをお持ちください。
月に一度ではありますが、
いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。
なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが
「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。
相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。
私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。
自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!
ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!
お電話でのお問い合わせは070-5463-8902 まで
メールのお申し込みはこちらまで →☆お申込みフォーム☆