「こどもワクワク食堂」の運営を始めて9年、10年が経とうとしています。
食堂に携わっていなければ知らなかった世界も見えてきました。
同時に社会の矛盾にも気がつきました。
私はお蔭様で今は楽しく食堂運営を続けることができています。
これも応援してくださる皆様のお陰様です。
いつも温かなエールをありがとうございます。
食堂を続けていることで繋がっている人達はみんな家族のように思えます。
来てくれる子供達のことは孫の成長を見守るような気持ちになります。
一緒に来る若いママちゃん達は(勝手に)娘のように思っています。
子育てを離れて久しい私が今でも子供達の成長を見守ることができる立場にあることも幸せなことと感謝しています。
しかし、数年前から”こども食堂”と名乗る団体に属することそのものに違和感を感じ始めました。
こども食堂が今の社会に必要だから、その数も増えてきていることは認めます。
運営している私が言うのも変な話かもしれませんが、私はこども食堂がこの社会から無くなることを望んでいます。
だって・・・ご飯を食べることができない子がいる・・・という事実そのものがあり得ないことであり、あってはいけないことでしょう。
よくそれで”先進国”と大きな顔ができるもんです。。。。逆に恥ずかしいわ。
政府を始め、公的機関からの援助も増えてきました。
増えてくるのはありがたいことなのですが、そもそもが今まで何もしてこなかったツケが回ってきていて、何もしない国にしびれを切らした一般市民が動いているわけです。
不思議な構図でしょ?
モヤモヤしませんか?
税金だけはしっかり摂るくせに、自分達の仕事を民間に丸投げして。
挙句の果てに「もっとがんばってください!」と援助する。。。。
違うやろ~と突っ込みたい気持ちが益々湧いてくる今日この頃です。
備蓄米のことにしても、「こども食堂には優先的に」と言ってくださっていますが、元々は備蓄米を放出しなければいけない状況に持ち込んだのは国の責任でしょう。
気前よく出してくださっているようですが、ホントに備蓄米が必要になった時にはどうするんでしょうね? 知らんけど。
偉そうな言葉を並べるだけでふたを開けてみたら行き当たりばったり。
自分の立場だけが大事で、子供達が大人になる頃のことなんてこれっぽっちも想像できてないでしょ。
書いてるうちに段々腹が立ってきましたわ。
こども食堂が無くても子供達が笑って生活できている社会が理想です。
夢のような話ですか?
今の子供達を取り巻く厳しい現実は全て大人の責任です。
10年先、20年先に子供達が大人になった時、今の後始末を押し付けるつもりですか。
こども食堂の数が増えて喜んでいる場合ではありません。
増えたこども食堂の中に本当に「子供が真ん中」の気持ちで動いている人達がいるのか・・・疑問です。
助成金ビジネスとして魅力的な立ち位置にある”こども食堂”ですから。
私達が食堂を立ち上げた頃とは目的が明らかに変わってきていることを案じています。
こども食堂を運営していますが、こども食堂が無い社会を目指したいです。
今のところは私も楽しんで運営できているので続けていますが。
先に書いたような懸念が増幅していくようならば、動き方そのものを根本から変える必要があるのかなとも考えています。
こども食堂はどこに向かっていくのでしょうか。
小さな任意団体である私達には見守ることしかできそうにありません。
せめて”子供が真ん中”の想いだけは忘れてほしくないと祈る気持ちです。
(以前にも同じようなことを吠えておりましたわ・・・「その場しのぎ」)
次回の「こどもワクワク食堂」は
2025年8月23日(土)11時半~13時
(14時完全撤収につき、13時ラストオーダーの厳守をお願いいたします)
8月も5週までありますが、ワクワクは第4土曜日の開催です。お間違いのありませんように。
場所 中道地域福祉センター
神戸市兵庫区中道通4-2-8
子供無料、大人500円プラス(お気持ちをお願いいたします)
お米やお菓子などお配りできそうです。エコバックをお持ちください。
月に一度ではありますが、
いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。
なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが
「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。
相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。
私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。
自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!
ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!
お電話でのお問い合わせは070-5463-8902 まで
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