その場しのぎ | ネコのつぶやき

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先日のYahoo!ニュースで全国のこども食堂の数が1万件を超えた・・・とありました。

正直なところ、その”1万件”という数字を複雑な気持ちで眺めたのです。

こども食堂の運営者が言うことではないかもしれませんが、運営者だからこそ言いたいです。

 

こども食堂が必要のない社会になった方がいい。。。。

 

数が増えたらいいの?

もちろん、近くに行く場所が増えた方が助かる人はいるかもしれないけれど。

 

「こども食堂」と一口に言ったところで色んな形態の食堂があります。

運営者の想いも目指すところも力をいれる部分も様々です。

フランチャイズでもないので、強制するものでもないですし、同じ形にする必要もありません。

 

 

私の感じる違和感はそこではありません。

 

 

 

 

 

どんなに私たち、こども食堂が頑張って活動したところでその場しのぎに過ぎないのです。

その場しのぎであっても無いよりはマシかもしれませんが。

どんなに食材を配ったところで、みんなを励ましたところで、一時、潤うだけにすぎません。

 

もっと根本的に社会構造とか、賃金体系とか、雇用形態とか、税金とかとかとか・・・

私たち、一般市民にはどうしようもない部分を国の政策を担っている方に変えていただかないと変わりようが無いのです。

税金は上げるのに、”補助”と称して訳の分からないお金をばらまくことを続けている間は何も改善しないと思うのは私の浅知恵ですか。

 

空回りしながら子供食堂を応援する政策を語られても違和感しかありません。

民間に丸投げするのん、やめてください。

 

 

こども食堂を運営しているから言えるのかもしれませんが、何をしていても空を切っているような無力感を感じて凹むことがあります。

それは、ただただ、私たちがしていることがその場しのぎに過ぎないと気がついているからです。

 

 

その日に食べるお米が無いと困ります。

私たちはそのお米はお渡しすることができます。

でも、そこじゃないのです。

私たちが渡さなくても、日々の生活に不安がない社会にならないと未来が見えないの。

 

 

こども食堂がしていることは大きな大きな全貌が見えないような山のどこかを爪楊枝でつついているようなモノです。

無力感にくじけそうになる時が多々あります。

だって、一個人が立ち向かえる山では無いのですから。

 

かと言って、1万件を超えたから何かが出来るのか?

単に一時しのぎの場所が1万件を超えただけだと言ったら言い過ぎですか。

 

 

政府がこども食堂の活動を応援してくれるのはありがたい事かもしれませんが、なぜ応援しなければいけないような状況になったのかを思い出していただきたいです。

この30年間、お給料が上がっていない国を先進国と言えますか。

働いても働いても税金で持っていかれて手元に残るのは少しだけ。

国のエライ先生達の辞書には”やりくり”という言葉は無いのでしょうね。

 

今のままの日本を子供達に残すわけにはいきません。

子供たちが大人になる頃には(私はとっくにお星様になってるかもやけど)もうちょっとマシな社会になっているように今の大人が頑張らないとダメだと思うのですが。

何を頑張ったらいいんだろね。。。

 

私には社会構造を変えるほどの力はありませんから、粛々とみんなにお米を配るのです。

その場しのぎだと空しくなるけど、その場しのぎでも凌いでいかないと生きていけませんから。

 

 

 

書いているうちに段々、腹が立ってきました・・・・

日本がだんだん変な国になっていることに危機感を持ってください。。。

子供たちに平和な日本を残すために、私たち、大人ができることを精一杯していきましょ。

微力やけど。。。

 

 

 

年明け、1月の食堂開催に関しましては後日改めてお知らせいたします。

 

 

月に一度ではありますが、

いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。

なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが

「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。

相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。

私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。

自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!

ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!

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