細胞の記憶 | ネコのつぶやき

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(去年の8月6日に書いた記事です。何気に読み返して・・・今一度アップします)

今日もキレイな夏空が広がりました。

あの日の広島も良いお天気だったのでしょうか。

広島に原爆が落ちた日。

今日は平和を考え、平和を祈る日です。

父方の祖父は原爆で亡くなりました。

まだ学生だった父は焼け野原になった広島の町の中を祖父の姿を探し回ったと聞きました。
 

 

 

 

今頃になって、父や母に戦争の時のことをもっと聞いておけば良かったと悔やまれます。

若かった二人が何を見て、何を感じたのか。

ちゃんと聞いておけば良かったな。

二人とも多くを語らずに天国に帰りました。

語るために思い出すことも辛かったのかもしれないと思います。

 

 

 

私、銃声の音が苦手です。

頻繁に聴く音でもないので何だかな・・・なのですが。

たとえば、家族が見ているテレビやYouTubeから唐突に聴こえてくる銃声音。

(戦争映画なのか、スパイ映画なのか、画面を観ていないのでわかりませんが)

ものすごく気持ち悪くなるのです。

それも吐きそうなくらいに・・・

 

自分でもなぜなのかわかりませんでした。

銃撃戦を目撃したわけでもないのに、どうしてこんなに気分が落ち込むのか?
ホンマモンの銃を見たこともないのになぜ?

 

 

先日、何かの話の流れで友達にその話をしました。

 

 

「細胞が覚えているのかもしれないね」

 

 

母は満州から引き揚げてきました。

当時のことを詳しくは話しませんでしたが、

日本に向かう船の中でも色々と大変な場面に遭遇していたようです。

 

私が銃声音に怯えるのは引き継いだ母の細胞が覚えているのかもしれません。

あるいは、終戦当時は海軍兵学校の学生だった父の細胞の記憶かもしれません。

終戦があと3日遅ければ、父は人間魚雷に乗っていたはずです。
戦争の中を生きた二人の細胞の記憶です。

 

 

 

忘れるな・・・とすでにこの世にはいない両親から託されたような気がしています。

 

 

私が今、ここにいるのは父と母が戦火を生き延びてくれたからです。

戦争は遠い昔の話ではなくて、今も私の細胞の記憶として残っていることを改めて思います。

 

 

 

8月の青い空に祈ります。

今の私達ができることはこの平和な日々を守ることです。

大きなことはわからないけれど、

少なくとも私達は子供を兵隊にするために産んだのではありません。

 

 

8月6日は平和を祈る日です。

どこまでも広がる青空のように

穏かで平和な日々が続きますように。

 

あの日、突然お星様になったたくさんの魂に

今一度、平和な世界を誓います。

もう悲しい思いはしたくありません。

 

 

 

 

 

次回の「こどもワクワク食堂」は

2025年8月23日(土)11時半~13時
(14時完全撤収につき、13時ラストオーダーの厳守をお願いいたします)

8月も5週までありますが、ワクワクは第4土曜日の開催です。お間違いのありませんように。

場所 中道地域福祉センター

神戸市兵庫区中道通4-2-8
子供無料、大人500円プラス(お気持ちをお願いいたします)
お米やお菓子などお配りできそうです。エコバックをお持ちください。

 

 

 

 

月に一度ではありますが、

いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。

なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが

「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。

相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。

私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。

自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!

ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!

お電話でのお問い合わせは070-5463-8902 まで

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