こども食堂の無力感 | ネコのつぶやき

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「こどもワクワク食堂」を続けて9年が経ちます。

長く続けていますねーとお褒めいただくこともありますが、個人的には長く続ければ続けるほど無力感が増していく気がしています。

 

最初の頃はね、状況が良く見えていないままに目の前のことを必死にこなして走り続けておりましたよ。

最初はそれで良かったのだと今も思います。

無我夢中・・・というヤツです。

 

それが、ある時からこども食堂を取り巻く環境が少しづつ見えてきて、それが子供だけの問題でないこともわかってきて、果てはこの日本という国の向かう先を案じてしまうという。。。
はい。

大変、勉強させていただいております!!

 

ワタシ、何も知らなかったんだな~と自分を振り返って恥ずかしく思います。

でも、今、少しづつでも知らなかったことが見えてきた事を嬉しく思います。

 

 

 

 

 

何が言いたいか・・・

私が知らずに立ち向かおうとしていたモノは普通のおばちゃんが太刀打ちできるものではないということがよーくわかってきたのです。

無謀やろ・・・ワタシ。。。

 

良く言われることがあります。

「こども食堂なんて自己満足でしょ?」

 

そんな言い方するのなら、自分でしてみて?とカチンときますが、自己満足と言われても致し方ない部分も多々あることは自分が一番よくわかっているつもりです。

 

私が向き合ったのはとてつもなく大きな山みたいな問題です。

とてもおばちゃんには無理です。
どんなに頑張っても山を崩すどころか、針でつつくこともできていないのに。

それでも、私の前には子供達の無邪気な笑顔がチラつくので・・・自分のできることを続けようと思うのです。

 

 

お米を配ってみたところでみんながお腹いっぱいにはなれないのです。
ママちゃん達の話を聞いてみても、私にはそれを何とかできる力はないのです。

何かもっと根本的なところを変えていかないと・・・子供の貧困も孤食も解決できないのです。

税金だったり、所得制限だったり、雇用問題だったり、賃金格差だったり、社会の仕組みそのものを変えていかないと、何も解決しません。

 

こども食堂を続ければ続けるほど、無力感に襲われます。

何度ボールが飛んで来てもずっと空振りしているような無力感です。

 

個人的にはこども食堂なんて無くても良い社会になれば良いと考えています。

こども食堂が無くても、みんながご飯を食べることができて、ママ達もニコニコ仕事ができて、子供達が子供らしく笑っていられる社会は夢物語ですか?

 

 

崩せそうにない大きな山に一緒に向かってくださいませんか。

たくさんの人が声を上げたら、何かが変わるかもしれません。

 

 

 

私はこれからも空振りを続けながらも自分ができることを粛々と続けるつもりです。

私の手の届く範囲を穏やかに整えていきたい。。。
私のような人が増えていけば、穏やかな範囲も広がるでしょ?
自己満足でもいいのです。

 

戦時中でもないのに子供達が空腹で泣きそうな社会って・・・ダメでしょ。

そんな社会にしてしまった大人のひとりですが、何かを変えたいと願いつつ動いていきます。

無駄な努力かもしれないけど。

何もしない自分でいるのはイヤです。

 

 

 

 

 

次回の「こどもワクワク食堂」は東中道公園でのおすそ分け会となります。

2025年3月22日(土)12時~無くなるまで
(3月も第5週まであります。ワクワクは第4週目ですのでお間違えのないように)

場所 東中道公園(神戸市兵庫区中道通4丁目1)
(カレーはありません。また次回をお楽しみに💕)

 

おすそ分け会で配るお品も募集中です。

一緒にカレーを食べることはできませんが、いつも通り元気な笑顔に会えることを楽しみにお待ちいたします。
エコバックをお持ちください。

 

 

 

月に一度ではありますが、

いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。

なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが

「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。

相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。

私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。

自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!

ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!

お電話でのお問い合わせは070-5463-8902 まで

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