ファーストシューズ | ネコのつぶやき

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家族、仕事、趣味、ネコの話し・・・のんびり、まったりとした時間をご一緒にどうぞ

いつも聴いているFMからDJさんの思い出話が流れてきました。
実家の荷物のお片付けがあって、ご自分の荷物を持ち帰って整理されているとか。

その中で捨てられないモノがあるの・・・と。
ご自身が七五三の時に使った草履。
もちろん、すごく小さくて、色もはげはげで、とても誰かに譲るような品物でもないけれど。

どうしても捨てられないのよ。。。
 

 

気持ちがわかりすぎて、その手でメッセージを送りました。

番組の最後にリクエスト曲と共に私のメッセージを読んでくださいました。
嬉しかったので備忘録としてシェアします。
リクエストしたのはユーミンの”卒業写真”

卒業式のシーズンです。
家に該当者がいなくても卒業式の空気感を思い出してキュンとなります。

 

そして、私の送ったメッセージは子供達のファーストシューズの事でした。
(以前にもブログに書いた記憶がありますが)

 

 

 

 

 

これこそ、誰が履くねん!と大いに突っ込みたくなるお品ですが

どうしても捨てられないのです。

 

なっちゃんが生まれた時にお祝いに頂きました。

ダウンちゃんのなっちゃんは他の子よりもゆっくりで、足がこの靴のサイズになった時も

まだ歩くことはできませんでした。

それでも、せっかく頂いた靴を履かせたくて、ベビーカーに乗るなっちゃんに履かせました。

結局、この靴で歩くことはなく、キレイなままに長男君のファーストシューズとなり

末っ子君もこの靴を履いて第一歩を踏み出しました。

 

この白い革の小さな靴には我が家の3人の子供達のヒストリーが刻まれています。

 

 

 

みんなが小さかった頃、(当たり前ですが)今よりもずいぶんと若い私がそこにいました。

必死になって子供と向き合っていた若いママでした。

今から思えば、もっと肩の力を抜けば良かったのに・・・と自分でも笑いそうになるくらいに必死でした。

正に脇目も振らずに子育てしていました。

(よそ見するくらいの方が良かったのにな。時、すでに遅しです・・・笑)

 

 

この小さな靴はいろんなことを思い出させてくれます。

 

 

あの頃の小さかった子供達の事も思い出すし

あの頃の子供が子供を育てていたような自分の未熟さも思い出して

両方に胸がキュンとするのです。

 

 

頼りないママだったね。

情けないママだったね。

泣きそうなくらいに弱っちいママだったね。

それでも、あの頃、精一杯、一生懸命に子供達と向き合っていた自分のことも

ギュッと抱きしめたくなるくらいに褒めてあげたいな。

がんばったよ。。。。ワタシ。

 

足りないことも山盛りあったし

気がつかないこともたくさんあったし

あーしたら良かったとか、こーしたら良かったとかもいっぱい思うけど

あの時の私は本当に一生懸命だったのよね。

 

 

もう一度、あの頃に戻ることができたら・・・もっと立派な子育てができるのかな?

いや、きっと戻っても同じことをするような気がするな。

 

数年前にシューズボックスの整理をした時に奥の方から出てきたファーストシューズ。

靴磨き職人の末っ子君が愛おしそうに手の中に収めてキレイに磨いてくれました。

すっかりオッサンになった彼が丁寧に磨く姿を眺めながら、ますます捨てられないモノに昇格した気がします。

 

 

 

後戻りしなくてもいいや。

みんな元気で育ったからOKなのよ。

もう私の手をとっくに離れて自分の道を歩いている息子達。

自分の思うように好きなように歩いている彼らが時折見せてくれる私の知らない世界があります。

私とは全く違う世界を見ている彼らの姿を頼もしくも羨ましく思う母です。

 

私はいつまでも少女のままのなっちゃんと

時々、思い出の品を眺めながら穏やかな時を過ごしましょう。

 

 

 

遠い、遠い昔の話になってしまったけれど

今でも鮮やかに蘇ってくる思い出たちは

どれも小さくて、柔らかくて、温かな思い出です。

大切な思い出をいっぱい残してくれてありがとう。。。。

この思い出があるだけでママは幸せです💕

この小さな靴は・・・そうねぇ・・・

その時が来たら、私が棺桶に入れて天国に持っていくことにするわ(笑)

 

 

 

 

次回の「こどもワクワク食堂」は東中道公園でのおすそ分け会となります。

2025年3月22日(土)12時~無くなるまで
(3月も第5週まであります。ワクワクは第4週目ですのでお間違えのないように)

場所 東中道公園(神戸市兵庫区中道通4丁目1)
(カレーはありません。また次回をお楽しみに💕)

 

おすそ分け会で配るお品も募集中です。

一緒にカレーを食べることはできませんが、いつも通り元気な笑顔に会えることを楽しみにお待ちいたします。
エコバックをお持ちください。

 

 

 

月に一度ではありますが、

いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。

なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが

「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。

相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。

私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。

自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!

ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!

お電話でのお問い合わせは070-5463-8902 まで

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