子供の競争心 | ネコのつぶやき

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若いママちゃんとお話をしました。

小学生のお姉ちゃんと幼稚園に通う弟君。

二人は同じピアノ教室に通っています。

先日まで同じ時間帯のおけいこだったそうなのですが、

姉と弟で時間をずらすことになりました。

 

「実はね・・・」

 

ママちゃんが苦笑いしながら教えてくれたその理由は。。。。

 

 

 

 

同じ時間帯にお姉ちゃんが先に弾いて、後から弟君のレッスンがあって。

お互い、相手がピアノに向かっている間はお絵描きをしたり、譜読みをしたりして過ごしていたらしいです。

弟君が最近、お姉ちゃんが使っている同じ教本にグレードアップしました。

もちろん、お姉ちゃんは先にその教本を使っているので弾いている曲は全く違いますしレベルも違います。

 

でも・・・お姉ちゃんは弟君が自分と同じ教本を使い始めたことが気に入りません(笑)

 

 

「ワタシ、もうピアノ辞める! もうお稽古には行かない!!!」

 

 

慌てるママ。。。。

何とかなだめすかして今に至るらしいですが。

 

難しいね。

 

 

お姉ちゃんには自分の姉としてのプライドがあります。

歳の離れた弟に追いつかれるかもしれない焦りがあるのかもしれません。

常に自分が上でありたいという野心もあることでしょう。

 

その隣でニコニコしながら楽し気にピアノを弾く弟君の気楽な姿を想像するとママの苦笑いの理由にも納得します。
(弟君はおねえちゃんの嫉妬心には気づいていないというか、そんなのどっちでも良いタイプです)

 

 

もちろん、勝ち負けが全てではないし、優劣をつける必要もないと思うし、ましてや順位なんてどっちでもいいと個人的には思うのですが。

それでも、良い意味での闘争心や競争心は特に子供時代には大切に見守りたい感情ではないでしょうか。

 

どうしても弟に負けたくないからレッスンを頑張るとか、切磋琢磨の条件としては理想的です。

 

 

最近の学校教育では順位をつけないと聞いたことがあります。

リレーをしてもみんなが一等賞。。。なんやねん。それは。。。??

順位だけにこだわるわけではないけれど、”その時の一等賞”は子供の大きな自信に繋がるはずですし、スターになって大勢の拍手喝さいを浴びる経験も大切だと思うのです。

 

人間だから、必死にもなるし、焦りもするし、落ち込むこともあるだろうし。

そんな様々な感情も子供の頃からしっかりと感じてほしいです。

いつも自分が一番ってあり得ないし、誰かが勝つ時には負ける人が必要なわけだし、全部全部が自分の思う通りに運ばないことなんてたくさんあるはずだし。

 

その一見理不尽な感情もちゃんと体験して、しっかり味わったら良いのです。
 

 

思えば、姉弟、兄弟って一番身近な友達であり、ライバルです。

家の中で切磋琢磨の環境があることも幸せなことです。

 

 

楽しいことばかりじゃなくて、泣きたくなるような悔しい体験も必要です。

悔しいと感じた後にどう動くのか。。。

きっと正解はありません。

大人でも迷いますし悩みます。

突破するも良し、どこかで折り合いをつけるも良し、諦めるのもまた良し。

そんな感情の起伏も子供達の成長の大切な過程のひとつですから。

 

 

ピアノのレッスンの話から、子供達がしっかり育っていることが見えてきて嬉しくなりました。

ママ達と一緒に子供達の成長をそばで見守ることができるってステキでしょ?

こども食堂を運営している私へのご褒美だと勝手に喜んでいるのです。

 

 

 

 

次回の「こどもワクワク食堂」は

2024年6月22日(土)12時~14時
6月は5週あります。ワクワクの開催日は第4週目ですのでお間違えの無いようにお願いします
 

場所 国際交流シェアハウス やどかり

神戸市兵庫区中道通2-2-11
(兵庫警察署南、新開地駅・湊川公園駅より徒歩約10分)
予定変更の場合はFacebook等でお知らせいたします。
カレーを一緒に頂きましょうね。
子供無料、大人500円プラス(お気持ちをお願いいたします)
お米やお菓子などお配りできそうです。エコバックをお持ちください。
 

 

 

 

 

月に一度ではありますが、

いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。

なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが

「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。

相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。

私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。

自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!

ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!

お電話でのお問い合わせは070-5463-8902 まで

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