「遠くの街に犬の吠える」 吉田篤弘著 筑摩書房
昨年、高砂のテントーフに行った時に店主様がお勧めしてくださった本です。
日本語の美しさを極めたような文体に惚れ惚れします。
吉田篤弘さんという方、初めましてだと思って、この本を購入したのですが
しばらく読んで、初めましてでなかったことに気づきました。
少し前に何気に読んだ一冊があったのです。
(「それからはスープのことばかり考えて暮らした」)
なんて美しい文章を綴る方でしょうか。
思わず、声に出して読みたくなるような文体です。
きっと音読しても美しいはず。
この一冊も私には宝物になりそうです。
まだ途中までしか読めていないのですが、今日、開いたページの中に物凄く納得できる一文があったのでシェアさせてください。
私、本屋さんや図書館の棚を見て歩くのが好きです。
本の方から呼びかけてくれるような気がするのです。
「連れて帰って読んで💕」
その理由がこの本の中に書いてありました。
「本は声ですから」
その本を書いた人の心の声が文字に置き換えられている。。。。
ページが開かれるたびにその声が再生される。
やっぱり、本は喋ってるのね(笑)
本が好きな人にはその声が聞こえるのよ。
本が好きで良かったと思っています。
なかなかまとまった時間を取ることが難しくて没頭することはできないけれど
積読であっても本を読んでいる時間は私にとっては最高に幸せな時間です。
会ったこともない知らない作家さんであっても、その人の本を読むことでその人の想いに近づけます。
その中で私は私とは全く違う人の世界を見せてもらえるのです。
私の知らない事、わからない感情、経験したことの無いこと・・・
本の中で疑似体験しているような感覚で読み進めることもあります。
本は私の世界を確実に広げてくれます。
そして、今回のように本が大好きな方が薦めてくださった本に出会うともっと世界が広がります。
本棚を見るとその人がわかると言われます。
私の選ぶ本はきっとワタシを表しているのでしょう。
一気読みしてしまう本も多々ありますが、この本のように大切に読み進める本も楽しいです。
日本語は美しい言葉です。
美しい日本語がこの先もずっと残りますように。
次回の「こどもワクワク食堂」は
2024年3月23日(土)12時~14時
(3月は5週目まであります。第4土曜日は23日です。お間違えのありませんように)
場所 国際交流シェアハウス やどかり
神戸市兵庫区中道通2-2-11
(兵庫警察署南、新開地駅・湊川公園駅より徒歩約10分)
予定変更の場合はFacebook等でお知らせいたします。
カレーを一緒に頂きましょうね。
子供無料、大人500円プラス(お気持ちをお願いいたします)
お米やお菓子などお配りできそうです。エコバックをお持ちください。
月に一度ではありますが、
いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。
なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが
「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。
相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。
私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。
自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!
ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!
お電話でのお問い合わせは070-5463-8902 まで
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