「こどもワクワク食堂」を始めたきっかけを先日書きました。
(「こどもワクワク食堂」最初の第一歩の思い出話)
毎日の晩御飯がスーパーのお弁当である兄弟のことを書きました。
この兄弟がかわいそう・・・・というのとは少し次元が違うので補足させてください。
”かわいそう”と言うのは簡単かもしれませんが、何だかちょっと違うなと思ってしまいます。
毎晩、スーパーのお弁当を食べていることがかわいそうかどうかがポイントではないのです。
彼らにしたら、それが日常であり、それが普通であり、当たり前のことなのですから。
それを違うと言いたくもないし、改善を促すことも必要ないと感じています。
彼らは私のようなお節介なおばちゃんが世話を焼かなくても大人になります。
子供の頃に弟と一緒に食べたお弁当が温かな思い出となるかもしれません。
お昼ご飯に食べる学校の給食が懐かしい味になるのかもしれません。
私達、隣のおばちゃんの役目はゆる~く見守ることです。
他所の家のご飯事情をとやかく言うことではありません。
その兄弟がこども食堂に来てくれていたのかはわかりません。
それでも、似たような環境の子供達に
月に一度でもいいから炊き立てのご飯の美味しさを伝えられたら十分です。
お弁当を食べていても、ハンバーガーを食べていても
彼らは大人になれます。
大人になる過程で、恐らく自分で選ぶタイミングがやってきます。
そのままお弁当を食べるのも良し、
自分でご飯を作ろう!と思うのも良し、
お料理上手の子と友達になるのも良し・・・
きっと様々な未来がやってきます。
その過程で私達のこども食堂で食べたご飯が
誰かの未来の思い出になってくれたら嬉しいです。
私達は昭和の時代の近所づきあいが良いこともあったけどしんどかったことも学びました。
その反動のような核家族の時代が楽ちんだけど危ういことも学びました。
今、こども食堂というステージで良いとこ取りをした近所づきあいのパターンを模索しています。
私達にできることは「また来月、食べにおいでよ」って声をかけることです。
そして、子供達が安心して集まれる居場所になることです。
一昔前の近所のおばあちゃんの家のように
自分の家とは違うけど、ほっこりできる場所になりたいです。
”かわいそう”の言葉で全部をまとめてしまいたくありません。
それこそ、自分の価値観で判断しているにすぎませんから。
”かわいそう”という気持ちで心配するのならば、黙って見ていないでひと声かけてあげてください。
おせっかいなおばちゃん・・・で終わっても良いのです。
ただのおせっかいで済んで良かったと思えば良いのです。
誰かが動かないと変わらない現実もありますから。
私達、おせっかいなおばちゃんにできることは支えること、見守ることです。
誰かが見てくれていると思えるだけで大丈夫なことがたくさんあります。
次回の「こどもワクワク食堂」は
2024年3月23日(土)12時~14時
(3月は5週目まであります。第4土曜日は23日です。お間違えのありませんように)
場所 国際交流シェアハウス やどかり
神戸市兵庫区中道通2-2-11
(兵庫警察署南、新開地駅・湊川公園駅より徒歩約10分)
予定変更の場合はFacebook等でお知らせいたします。
カレーを一緒に頂きましょうね。
子供無料、大人500円プラス(お気持ちをお願いいたします)
お米やお菓子などお配りできそうです。エコバックをお持ちください。
月に一度ではありますが、
いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。
なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが
「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。
相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。
私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。
自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!
ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!
お電話でのお問い合わせは070-5463-8902 まで
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