2021年の本屋大賞第一位に輝いた作品です。
「52ヘルツのクジラたち」 町田そのこ著
本屋さんに平積みされてすぐくらいに購入して一気読みしました。
一気読みしないと気が済まない本だったのです。
読み終えた後、しばし放心状態だったことを思い出します。
世の中に色々な賞がありますが、この本屋大賞で選ばれた本は絶対にオモシロイ!と
言い切りましょう。
だって、山ほどの本と毎日向き合っている本屋さんが選ぶ作品ですから。
本屋大賞にノミネートされた本はマメにチェックしています。
この作品が来年、映画化されるらしい~という噂を聞いてもう一度読み返してみる気になりました。
前回(2年前)一気読みしてしまったので、今一度丁寧に読み返してみようと思ったのです。
が・・・・
この本は読み始めたら止まれないよ(笑)
ゆっくり、丁寧に読み進めようと本を開いたはずなのに
すでに2/3を読んでしまった・・・無念じゃ(何が無念なのか、よくわからんけど)
噛みしめるように読みたかったのにな。
噛む前に飲み込んでしまうわ。
それほどに没頭させてくれる作品です。
映画も楽しみです。
この作品は読んでいただくとわかるのですが、その場面の風景が鮮やかに浮かんできます。
キャスティングも楽しみです。
誰が演じてくれるのかなぁ。
絶対に観に行こうっと💕
2年前はとにかく夢中になって一気に読み切りました。
そして今回は一気読みではありますが、前回よりもひとつ、ひとつのエピソードを噛みしめながら読み進めることができています。
これはどこか遠い見知らぬ場所の話ではなくて
私のすぐ隣にも存在しているかもしれないのですよね。
児童虐待、性的マイノリティ、そして負の連鎖。
聴こえない声がすぐそばにあるかもしれない。
そして、現実にそれらと対峙することの難しさも痛感します。
昨日アップしたブログ(こども食堂を運営していますが)でもぼやいたのですが
私のしていることは本当に小さくて、氷山の一角どころか表面に傷をつけることもできないくらい自己満足に終わっているのかもしれません。
でも、こども食堂に関わっていなければ、ひょっとしたら、この本を手に取ることもなかったかもしれないとも思います。
他人事じゃない。
気がついていないだけでそこにあるかもしれない。
自覚がないだけで、自分も当事者かもしれない。
普段は感じていない心の深い場所に響く作品です。
映画化を楽しみに待ちながら、続きをもう一度読みましょう。
次回の「こどもワクワク食堂」は
2023年10月28日(土)12時~14時
場所 国際交流シェアハウス やどかり
神戸市兵庫区中道通2-2-11
(兵庫警察署南、新開地駅・湊川公園駅より徒歩約10分)
予定変更の場合はFacebook等でお知らせいたします。
カレーを一緒に頂きましょうね。
子供無料、大人500円プラス(お気持ちをお願いいたします)
お米やお菓子などお配りできそうです。エコバックをお持ちください。
10月はハロウィンバージョンで楽しみましょう。
ちょっぴり仮装でお越しください。
スパイダーマン様招集済です💕
月に一度ではありますが、
いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。
なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが
「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。
相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。
私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。
自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!
ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!
お電話でのお問い合わせは070-5463-8902 まで
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