52ヘルツのクジラたち | ネコのつぶやき

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ここ数日、ブログの更新が滞っていたのには理由がありまして。

(言い訳とも言う)

 

最近、積読の技を習得して没頭することが少なくなっていた私が

久しぶりに一気読みしたい本に出会いました。

 

「52ヘルツのクジラたち」 町田そのこ著

 

2021年本屋大賞の第一位に輝いた作品です。

日本全国の本屋さんの店員さんが一番売りたい本が

この「52ヘルツのくじらたち」なのです。

 

 

 

 

この本屋大賞という賞の選考がどのように行われるのかは知らないのですが

過去にもこの賞で選ばれた本にはハズレがありません。

世の中には他にもいろいろな選考会がありますが

個人的にはこの本屋大賞で選ばれた本が好きでマメにチェックしています。

 

 

その中でも久々に唸る・・・というか、一気にその世界に引き込まれて読み進めてしまう内容です。

 

声なき声に耳を傾けることができているのでしょうか。

その声は周りに届いているのでしょうか。

自分自身の心の在り方までもを問われているような作品です。

 

 

52ヘルツのクジラとは世界で一番孤独だと言われているクジラのことです。

他のクジラとは声の周波数が違うのでいくら大きな声を出しても他の仲間にはその声は届きません。

 

 

 

 

 

 

自分自身が誰かの人生の大切な時間を搾取していないだろうか?

その人がその人らしく生きることを邪魔するようなことをしていないだろうか?

そして、私は本当に私の人生を生きているのだろうか?

 

読みながら色んな事がグルグルと頭を駆け巡ります。

 

 

負の連鎖はいつから始まり、どこで終わるんだろう?

そして、どうしたら終わらせることができるんだろ?

辛い描写の中にも支えてくれる人の存在の大きさを思います。

 

 

 

児童虐待や性的マイノリティなど現代社会が抱える問題も

物語のバックボーンとして大きな意味を持ちます。

 

 

まだページ的には1/4ほど残っているでしょうか。

本当は昨夜、日をまたいでも読み切ってしまおうかと思ったくらいです。

 

 

毎晩、ブログを更新している時間帯が唯一、私がフリーになる時間であることを再認識しました。

神様、本に没頭できる時間を私にください(笑)

 

 

さて、続きを読み進めましょうか。

最後はどうなるんだろ?

願わくば、一条の光がありますように。

 

 

この本、今、お近くの本屋さんで恐らく入り口付近に平積みにしてあります。

気になった方、どうぞ。

 

「52ヘルツのクジラたち」 町田そのこ著 中央公論新社発行

 

 

 

 

月に一度ではありますが、

いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。

なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが

「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。

相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。

私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。

自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!

ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!

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「こどもワクワク食堂」今後の予定(変更する場合があります)

2021年6月26日(土)12時~

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神戸市兵庫区中道通2-2-11
(兵庫警察署南、新開地駅・湊川公園駅より徒歩約10分)
予定変更の場合はFacebook等でお知らせいたします。
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