「こどもワクワク食堂」は毎月第4土曜日のお昼ご飯をみんなで一緒に食べます。
同じ時間帯に兵庫図書館のスタッフさんがたくさんの絵本を持って読み聞かせに来てくださっています。
お腹いっぱいカレーを食べて、絵本を読んでもらって。
ママ達はおしゃべりに花が咲く楽しい時間です。
ただ、お仕事の都合などで食堂に来ることができない家族もおられます。
そんな時は定期的に私がお米を配達したり、向こうが取りに来てくださったり。
一度つないだ手を放すことがないようにコマメに連絡を取っています。
だって、せっかくつながったご縁ですから。
大々的なことはできませんが、気長に見守っていきたいと思っています。
何かあった時にラインする相手がいるだけでも安心しませんか。
細々と繋がっているママちゃんのおひとりから先日嬉しいラインが届きました。
派遣社員ではありますが、大手の企業さんにフルタイムでお仕事に行くことになりました。
パートでやり繰りしながら、一生懸命資格取得の勉強を続けてきた頑張り屋さんのママちゃんです。
お米を届けるたびに玄関先で小一時間の雑談をすることが私にも楽しみになっています。
小さい子供ちゃんを育てていると「大人と話がしたくなる」と笑っていました。
職場の人には言えないような内輪話も私みたいに全く無関係のおばちゃんには言いやすいのでしょう。
彼女と出会って、もう何年になることか。
最初の頃は不安そうな、寂しそうな表情で心配だったのですが
子供ちゃんを育てるために、もっと良い条件の仕事に就きたいとがんばって
いくつか資格も取りました。
いつの頃からか、会話の内容が前向きになって表情も明るくなりました。
私は月に一度、世間話をする第三者のおばちゃんにすぎません。
アドバイスをするわけでもなく(できないし)
彼女の話を聞いて励ますくらいのことしかできません。
それでも、定期的に進捗状況を確認するお手伝いができていたのならば嬉しいです。
私は彼女に寄り添うことの大切さを教えてもらいました。
人は誰かがそばにいてくれるだけで心強いものです。
私は毎月、お米を持って通っているだけではありますがずっと見守り続けています。
見守ることって、とても大事です。
食堂に来る子供ちゃん達のこともずっと見守っています。
小学校の高学年くらいになってくると反抗期も始まります。
おばちゃんの言うことなんて聞いてくれないことは百も承知で
(子育て経験者は遠い昔を思い出して逆に嬉しくなったりして)
何も言いませんが、見守り続けます。
見守る人は親でなくても良いのです。
何も言わずとも、その子を信じてそばにいる人の存在が必要です。
見守ること。
大丈夫だよって言ってあげること。
「こどもワクワク食堂」はみんなが安心できる居場所です。
おばちゃん達はどんなお話も受け止めて聞きます。
遠い昔の自分と重ねながら、うんうん・・・って頷きながら聞きます。
遠い昔の自分もひっくり返りそうなくらいに悩んだかもしれないけど
今、若いママちゃん達の話を黙って聞くことができるのも遠い昔の自分がいたからです。
だいじょうぶ。だいじょうぶ。
何とかなっていくからだいじょうぶ。
次回の「こどもワクワク食堂」は
2023年9月23日(土)12時~14時
場所 国際交流シェアハウス やどかり
神戸市兵庫区中道通2-2-11
(兵庫警察署南、新開地駅・湊川公園駅より徒歩約10分)
予定変更の場合はFacebook等でお知らせいたします。
カレーを一緒に頂きましょうね。
子供無料、大人500円プラス(お気持ちをお願いいたします)
お米やお菓子などお配りできそうです。エコバックをお持ちください。
月に一度ではありますが、
いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。
なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが
「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。
相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。
私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。
自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!
ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!
お電話でのお問い合わせは070-5463-8902 まで
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