高砂に本好き人間にはたまらなく魅力的な場所があります。
町家Tentofu
そろそろ行きたいな~と思っていました(禁断症状が出そうでした)
みっちが大阪のお友達をお誘いしたところに便乗させてもらいました。
私の事を思い出してお声がけくださってありがとうございます!
行く道中の電車の中からすでに遠足気分MAXで
おばちゃん3人でしゃべりまくって、あっという間に高砂駅に到着です。
古い一軒の町家の玄関を入ると世界が変わります。
入り口入ってすぐの販売コーナーで既に魅力的な本に出会って足止めされます。
今回はアメリカから里帰りしている妹家族へ絵本を2冊、買いました。
小学生の甥っ子と姪っ子が気に入ってくれたら嬉しいなぁ。
2階建ての家の中には絶妙な配置で本棚と読書コーナーが設けられていて
まずはどこのテーブルに居座るかを決めるところから楽しめます。
今日は前半は2階、後半は1階の席を選んで座り込みました。
様々な種類の本が置いてあります。
でも、その”様々”は店主様の”好きな”本ばかりなのも魅力的です。
本屋さんとも、図書館とも違うラインナップは行くたびに新しい刺激があって魅了されます。
読みたかった本に出会える幸せ。
本の方から「読んで💕」って呼びかけてくれる幸せ。
何冊かの本を抱えて、昼飲みビールと共に堪能する至福の時間です。
本なんて家で読んだらいいじゃん・・・って思うでしょ?
家だとね、気が散るのです。
あそこ、掃除しなくちゃ。。。
洗濯物いれなくちゃ。。。
晩御飯の用意しなくちゃ。。。
本に没頭できない辛さがありまする。
Tentofuに来ると本に囲まれた空間で本のことだけに集中できるからステキなのです。
お昼ご飯も上げ膳据え膳で美味しいカレーを頂けます。
毎日、ご飯を作り続けている主婦には天国のような場所なのです。
人が作ったご飯って、おいしい💕
洗い物しなくていいって、ラクチン💕💕
そんなこんなで今日も何冊かの本の世界にどっぷりと浸る至福のひとときを過ごしてきました。
なんと贅沢な時間でしょうか。
手に取った本の中には、今の私に必要な言葉が散りばめてありました。
まるで読む前から内容がわかっていたのではないかと錯覚するほどに
今の私の心に染み込む言葉たちに出会いました。
無意識に探していたかもしれない一歩前に進むための言葉たちは
めくったページの上でお星様のようにキラキラ輝いて見えました。
あ~ワタシ、やっぱり、本が大好き💕
本の世界に浸っている時間が大好き。
「ぼく モグラ キツネ 馬」
前回の訪問で気になりながら読めなかった本にも今回はちゃんと再会できました。
少ない言葉で語られる優しさが染みます。
「いままでにあなたがいったなかで、いちばん勇敢なことばは?」
「たすけて」
「いちばん強かったのはいつ?」
「弱さをみせることができたとき。
助けを求めることはあきらめるのとは違う。
あきらめないために、そうするんだ」
私がいつも思っていることを本のページの中に発見した時の感動がおわかりでしょうか。
「助けて」の言葉は弱虫ではありません。
「助けて」を言うのって、とてもとても勇気がいります。
「こどもワクワク食堂」は誰かの「助けて」をキャッチできる居場所でありたいと思って活動を続けています。
「助けて」の小さなつぶやきを聞き逃すことがない自分でありたいと
この本を読みながら勇気をもらいました。
最後に出会った本はそのオシャレな装丁とシンプルなタイトルに心惹かれました。
「神様のいる街」 吉田篤弘著
読み進めると、偶然ではありますが”神戸”が舞台になっている場面がたくさん出てきました。
そして、この作家さんの書く文章がとても私の好みであることに嬉しくなりながら
楽しく読み進めました。
ここに来ると本の神様に出会えるような気がします。
今まで読んだことのないジャンル、初めましての作家さん、普通の本屋さんには置いていないような本たち・・・本の神様に導かれるように出会った本たちが愛おしいです。
帰り際、販売コーナーにあった店主様お薦めの本も一冊、買って帰りました。
先に読んだ本を書いた作家さんの長編小説ですが、中は短いお話が集まっているようです。
今、読みかけの本が何冊かあるのですが・・・
それを放置して、この吉田さんの本を先に読んでしまいそうです。
言葉の選び方、表現の仕方がとてもステキだと私は思いました。
ページを開くのがとてもとても楽しみな一冊です。
前回、お伺いした時にも店主様お薦めの本を連れて帰り一気読みしました。
「新月のこどもたち」
私の中で宝物になりそうな一冊です(今、友達の元へ貸し出しているのですがもう一度読みたいな)
薦められた本が自分にピッタリの本だった時、
それをまた誰かに薦めたくなってしまいます。
「新月のこどもたち」を貸した彼女はそろそろ読み終えたでしょうか。
感想を聞いてみようかな。
私はやっぱり本が好きなのです。
本は私を知らない世界に連れて行ってくれます。
登場人物の気持ちを疑似体験してドキドキします。
本は私の人生を確実に豊かにしてくれています。
高砂の町家は魅力的な本と出会える場所です。
午後から暑い中、立ち寄ってくださったともこさん、ありがとうございました。
あまりお話できなかったけど、お会いできたことが嬉しかったです。
次回はもう少し、ゆっくりできたら良いな。
次回の「こどもワクワク食堂」は
2023年7月22日(土)12時~14時
場所 国際交流シェアハウス やどかり
神戸市兵庫区中道通2-2-11
(兵庫警察署南、新開地駅・湊川公園駅より徒歩約10分)
予定変更の場合はFacebook等でお知らせいたします。
カレーを一緒に頂きましょうね。
子供無料、大人500円プラス(お気持ちをお願いいたします)
お米やお菓子などお配りできそうです。エコバックをお持ちください。
月に一度ではありますが、
いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。
なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが
「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。
相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。
私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。
自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!
ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!
お電話でのお問い合わせは070-5463-8902 まで